人生の悩みの9割は人間関係と言われている通り、事務職でも付き物の悩みですよね。
かく言う私も、合わない同僚、合わない上司に翻弄され、気持ちの切り替え方がわからず、悩みすぎた経験があります。
職場など、人がたくさん集まるところには、苦手と感じる人がいるのはごくごく普通のことで、全員を「好き」、合う人ばかり!というのは無いに等しいし、むしろ全員ちょっと話が合わないという人間関係もしかりだったりします。
そしてその状況を目の当たりにするのは、もちろん新社会人になってから。
学生時代は自分とフィーリングの合う人とだけ付き合えますからね。社会人となると急にそうもいかなくなる。
笑いのツボ・・・ソコデスカ!?とか(どこが面白いの!?とか)。
この記事では、人間関係で悩んでしまった私が、どうやって気持ちを切り替えてきたかをまとめています。
最初に申しますが、体験談です。自己啓発系で「相手を好きになってみましょう」類のものもありますが、わたしはこの類の教えが苦手です。体験談ですので、参考になると思います。どうぞお付き合いください。
事務職【人間関係に疲れたら】私がした、8つの気持ちの切り替え方
今まで仕事をしてきて、各年代共通して、通して言える対処法としては8つです。
- 嫌いなものは嫌い、苦手なものは苦手、まずはそこから
- できるだけ接点は減らし、距離を置く
- 疎外感なんて気にしちゃいけない、あなたは1人ではない
- 傾聴だけでいい
- 良いところ探しなど、不毛なことはしない
- 自分から歩み寄っても心折れるばかり
- 出来事は出来事として受け止める
- 人は人、自分は自分
1.嫌いなものは嫌い、苦手なものは苦手、まずはそこから
合わない人ばかりで上等、それが普通です。
冒頭で書いたみたいに「相手を好きになりましょう、良いところを探してみましょう」とか、良いところ探しをしてみても、苦手だなーと感じるところが無くなるワケじゃあるまいし、そんなこと止めましょう。
嫌いなものは嫌い、苦手なものは苦手。まずはそこからです。
褒めたり会話を合わせたりするのは多少必要かもしれないですが、わざわざ自分から歩み寄ってまで、する必要はありません。
とにかく自分が後々愚痴を言いたくなるような状況になるようなことを、しない。
必要最低限の「挨拶」、「業務連絡」だけで十分です。
とにかく関わらない。
「合わない人」が自分の周りからいなくなったとしたら、悩みもなくなり、人間関係楽かもしれませんが、そんな人を介して学びがあるのが人生の常でもあります。
「合わない」と感じるのは感情。仕事に感情は持ち込まない、隠す。
仕事で質問しても「そうなんじゃないですか?」とか「知りません」とか、ツンケンした返事しかもらえなかったり、「もっと優しく言えないの!?ねぇ!!言い方!!!!!」という経験をしたこともあります。
反撃できる相手ならば、反撃もありですけど、目上だとかの場合はやっぱり我慢しかないこともある。
なので「無」が一番、いちいち言われたその言葉に反応しない。
とは言え人間なので、接点があると頭から離れなくなることもある。イライラ・ムカツクなんていう負の感情が連鎖してくるので、まずは、考えなくても良くなるくらいに接点を減らす努力をしてみてください。
2.できるだけ接点は減らし、距離を置く
要するに、必要以上に関わらない。
若いころは、少し歩み寄ってみる・・・?そういうのも、社会人として必要??と頑張ってしまうところもあるかもしれませんが、経験通して言えることは、そんなことには「意味がない」です。
歩み寄って、コミュニケーションを図る自信があるのならいいことですが、そういう自信もないのに、したくもないのに、そういうことをしないこと。
大事なのは自分の「心がどう感じているか」です。心で拒絶反応が出てるなら、孤独感を感じようが、そのままでいることです。
大丈夫、溝と感じているところが溝じゃなくなる日も絶対にくるし、自分は自分、人は人を貫いた方がうまく行く。
距離を取って、接点を減らすとは言っても、挨拶や業務連絡など、最低限の礼儀やコミュニケーションは必要です。
「嫌い・苦手」という感情に対しては,、「嫌い」という感情しか返せないですよね。あなたの「嫌い・苦手」という気持ちが大きくなればなるほどに、関係は悪化するばかり。
だって、接点を持てば持つほど、感情って膨らんで行きますから。
恋愛でもそうですけれど、なんとなく分かるじゃないですか。あぁわたしって嫌われてる?もしかして好かれてる?とか、不確かな雰囲気って。
それが上司なら、風当たりが強くなることもあるから「損」しかないし、「得」もない。
「嫌い・苦手」と思えば思うほど関係は悪化してしまうし悩みも増えるので、そうならないで済むように接点を極力減らして、その人のことを考える時間を減らしてみると関係性は大分変わると断言します。
合わない人ばかりで、自分だけおかしいのかな!?私に問題が!?なんて考えて疎外感を感じることがあるかもしれませんが、おかしくありません。
疎外感?上等です。
3.事務職してて疎外感、上等じゃないですか、あなたは1人ではない
協調性は大事だけど、同調なんかするんじゃない。
というのが私の教訓。
自分以外の人が他の誰かと仲良くしていて、自分だけが疎外感を感じてしまうシーンもあるかもしれない。
というか、私はありました。2人で仲良さそうに話されてると気になったり。
そんなときに、うっかり同調しない。愚痴とか特に。
同調してると、どんどん自分から遠ざかって、自分にも会社にも嫌気がさしてきます。
所詮愚痴なんて、言ってるその人の見え方次第でしかないので、全員に共通するなんてこと無いんです。
その人にとってイラつく相手が、あなたにとっては全然普通だけど?ってこともある。
そもそも、職場というところは仲良しグループを作るところではないし、あなたが仲がいいな・・と思ってるその人たち、実は裏でいがみ合っているかもしれないんです。
プライベートの相談とか、するのもされるのも面倒なものですよ。
職場に愚痴を持ち込まない、持ち込ませない。
悪口について経験上言えることは、悪口はその人の人生そのものを表しています。今の価値観。かわいそうな人の心の叫びとでも思い、愛想笑いでもできれば偉いものです。こういう人もいたんだな。と思えたら、あなたはそれだけで十分偉い。
↓「マウント女子には、どのような言葉を返せばいいのか?」「女子会で誰かが悪口を言い始めたら、どう対処すればいいのか?」といったありがちな悩みに対して、目からウロコが落ちるような改善策が多数紹介されていておススメです。
4.傾聴だけで良い
思っても9割は飲み込んで1割言うつもりで。
人の話の腰を折ってはいけない
人の話題を横取りしてもいけない(ジョージ・ワシントン)
聞かれない限りは、話さない。
自分の意見なんて、仕事に必要なときにハッキリ言えばいいだけ。それ以外の噂話や愚痴、プライベート論には基本相槌、今後の自分に役立ちそうな話であれば、突っ込んで、そうでなければ既知でも適当な問いかけだけで十分やってけます。
相手が無口な人であれば、放置でオケ。
↓具体的なコミュニケーションの手法が沢山詰まっている一冊。書かれていることひとつひとつはそこまで難易度が高いものではないのでおススメです。
5.良いところ探しなど、不毛なことはしない
良いとこ探し?無駄です。
良いところを見てみませんか?なんて文言、見たり聞いたりしたら完全無視で大丈夫。
良いところを見つけたところで、悪いところがなくなるワケではありません。
そもそも探さないと出てこないモノなど、無いに等しいと思ってください。
いや、当然あると思うんですよ。人には悪いところも、良いところも誰にでもあるから。
ただね・・・
嫌なものは嫌だし、苦手なものは苦手。
それだけなんですわ。
人間関係を良くしようとして、足掻き、好きになろうという努力をするなんて、本末転倒なことだけは止めておきましょう。経験上、悪化するだけです。
なぜ自ら戦場に出向くのですか?
6.自分から歩み寄っても心折れるばかり
そもそも合わない・苦手って、もう脳の反応なので、苦手なものは苦手なままです。
歩み寄るって、自ら戦場に向かって行くようなもの。
退職までのカウントダウンを始めるつもりですか?
止めておきましょう。
そういう人と接点を持たないことが大事。
嫌いな人に影響されずに過ごすことができたら、悩みともおさらば、職場環境や自分の人生はとても明るくなります。
余計なことに囚われない。
7.出来事は出来事として受け止める
例えばですけれど、仕事でミスをしたとき上司に怒られたとしますよね?
仮に、八つ当たりだとか、あなたに嫌がらせをしようとしてしているのならば、そんなどうしようもない人に振り回されない選択をしてください。
勝手に不安になったり、傷ついたりせず、ただ、出来事は出来事として受け止められるとあなたは天才。
物事は全部シンプル。
対処すべきことに正しく対処すれば良いだけの話です。
なんであんな言い方されたんだろう・・・嫌われているのだろうか・・・なんて、言葉と一緒に乗ってくる相手の不確かな感情までも受け止めない。
これ大事(考えても神様じゃない限り、相手の思いなんて当てられっこないから)。
別に嫌われてもいいじゃないですか。
人の考えなんて、千差万別・十人十色。
世界に「アンチ貴方」はいて当然だし、100人の人がいたとして、全員から好かれるなんてそもそもが無理ゲーだと知っていましたか?万人に好かれるなんて法則は世の中に存在しないんです。どんなに善人者がいたとしても、アンチは必ず存在します。
それに囚われすぎないことが大事で、相手のことを自分なりに考えて、誰かのために行動ができたのなら、それだけで十分すぎる程ですよ。
それでも、嫌われることもあって当然。
どんなに相手のことを自分なりに考えて仕事をしていたとしても、起こってしまうことは起こってしまうから。
↓タイトルを見ると「積極的に嫌われに行って、敵を作ったらもっとしんどくならない?」と心配する方もいるかもしれませんが、そういう本ではないのでご安心を。分かりにくいかもしれませんが、本書を読むことで、自分と他人の課題がはっきり分離できるようになります(課題の分離)。課題の分離によって「これは自分が悩む問題ではない」と肩の重荷が降りてスッと気持ちが軽くなります。
8.人は人、自分は自分※そういう人だと思って接する
↓よく自己啓発本やアドバイス本なんかに書かれている文言ですよね。
- 相手を認めることから始めましょう
- 他人と過去は変わらない
- 自分が変わらなければ、状況は何も変わらない
何言ってんだ?とよく思ってましたが、とりま↓こういう意味だと理解できましたのでシェアします。
①相手を認めることから始めましょう
「あぁ、そういう人なんだな」と諦めてお付き合いをするという意味で、この課程が、認めて、受け入れるということに繋がります。
家庭の事情であなたに八つ当たり・・・理不尽ですよね。
でも八つ当たりしてしまう人、そういう人なんです。八つ当たりするくらい、自分の人生がうまく行っていない人なんです。
そんな人をまともに相手して得なんてひとつも無いので、基本放置。
②他人と過去は変わらない
他人は変わらないし、変えることはできない、そんな力は人にはない。
変えられないものを変えよう、変えなくちゃ!と躍起になったりするから揉めごとが起こるし、理不尽な思いもする。
簡単に人は変わりません。
過去に関しては、受け止め方・考え方が変われば、過去の見え方を変えることはできます。
変えられるのは、自分自身と今、これからの未来。
③自分が変わらなければ、状況は何も変わらない
変えられるのは自分だけ。
自分が変われば不思議と相手が変わるのは、経験通して「そういうものだ」と言い切れます。
自分から発せられる「気」が変わるので、その影響を受けた相手が自分から「私も変わろう」と思うことがある、そのことです。
相手が変わらなければ、関係(縁)が切れます。これは人間の法則です。
ここに書いた8つの考え方ができるようになれば、あなたは無敵です。
なぜなら、この考え方を通すことによって、自分に余裕が出てくるから、色々な人の考え方や癖も見えてくる。その人が大事にしてる自分とは違う価値観とか、弱さとか、強さとか。
あぁ、こうすればいいんだな、こうしたらヤバいなとか、これしたら喜ぶな、、とかいう自分なりの処世術ができてきます。
上↑8つは、それができるようになるまでの、とりあえずの処世術ってところだと思ってください。
事務職では、人間関係が大事
どんなに好きな仕事であったとしても、人間関係が粗悪で最悪な職場にい続けることができるでしょうか?
よほどの強度メンタルの持ち主?なら大丈夫かもしれないですが、大体の人は無理ですよね。
正直、↑8つの対策を頑張った時点で、あなたが次の会社で人間関係に悩まされることは無いと思います。
世の中「気づき」が自分の中であれば、人生好転するような仕組みになっているからです。
それに、、
身を犠牲にしてまで、しなければならない仕事なんてない。
紹介した8つの対策を頑張ってみても、辛さが軽減されないのなら、職場変更を視野に入れてみたらどうでしょうか?
とは言え、勤めながらの転職活動は大変がすぎます。転職エージェントを使えば楽ですよ。ノーリスクで転職活動ができます。
転職活動だけならノーリスク。転職すべきか迷うのは、内定を貰ってから考えればOKです。
どこの転職エージェントは2社、3社使いがメジャーですが、面倒に感じる方もいますよね。そんな方は、とりあえず業界最大手、求人数No.1、転職支援実績No.1の「リクルートエージェント」だけ登録を済ませてみましょう。
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