MOS資格は意味ない?操作丸暗記で合格すれば、そりゃ意味なくなる

MOS資格を取得しても意味ない!と言われたり、聞いたりしましたか?

取得を考えているときに、そんなこと言われたり、聞いたりすると不安になりますよね。資格検定代も¥10,000前後で高いですし、気持ちは分ります。

わたしは現在事務職で元PCインストラクター、MOE(エキスパート)まで取得していますが、実務でも転職活動でも「意味ない」と感じた経験は、とりあえず無いです。

合格率はMOSで大体80%、MOEで大体60%になっていて、難易度は低めの資格。

低めだから意味ないんだよ!と思うかもしれませんが、ひとまず私はそう感じてません・・しつこいって?

この記事では、なぜMOS資格が意味ないと言われるのか?その理由と、取得している利点について、インストラクターと事務職の経験を踏まえて記事にまとめてみました。

MOS、MOEどうしようかなぁ・・と迷われている人の参考になれば幸いです♪

目次

事務職でMOS試験は役に立たないと言われてしまう3つの理由

MOS試験は合格だけを目的にすると役立たなくなる

MOS試験の不評を目にすることがありますが、特に以下の2つですよね。

よく耳にするMOS試験の不評
  1. 試験に受かっても実務で使えないので意味がない
  2. MOS試験の認知度が低い

特に「意味がない」という言葉はよく目にします。
なぜ実務で使えないと言われるのか、考えられる理由は3つです。

意味がない!と言われてしまう3つの理由
  1. 実務で使えないと思われているとすれば、操作を忘れている可能性
  2. 操作の丸暗記で、応用ができていない
  3. 操作に長けすぎていて物足りない

1.操作、わすれてませんか?

これは、パソコンのインストラクターをしていたときの話です。

はがき作成を初級編で習い、レッスンは進み、はがきウィザードも図形の挿入もテキストボックスの利用も習っていて、今年こそは年賀状作成は容易にできるはず・・・

こんな生徒さんから『習ってないので、年賀状の作り方を教えてください!』と言われた経験があります。

言われるがままに操作だけして、頭に入っていないケース、もしくは、ひとつひとつの操作は理解できているのに、それを上手に組み合わせることができないケースのどちらかです。

2.応用が効かない


パソコンって、応用を効かせることができなければ、ずっと同じ操作で回り道をすることになるか、できないままになります。

試験で勉強したちょっとした操作を忘れているか、使い方を理解していないか・・恐らくパズルのピースのようにレッスン内容が頭にあって、そのパズルをうまく組み合わせることができない、もしくは、できるとも思わないケース。

試験問題慣れだけはしているパターンです。

せっかく試験に合格しても、こういう状態にいると実務で活かすことが難しくなってしまいます。

実務では問題として提示はされませんので。

極端な例ですが「カレーを作るので野菜を切りなさい」とは言われません。

mos 意味ない

実務は、材料がドン!とあるだけで、問題も指示もなく、効率よく料理する方法を考え作るのは操作している自分自身。

試験に出る問題の操作方法を丸暗記して合格したら、そりゃ意味もなくなります。。

3.操作に長けすぎている人は物足りなさ故、意味ないと言う

ワード・エクセルの操作に長けている人には、MOS試験はおすすめしません。

長けているという表現がまた曖昧なんですが、操作にムラがあり、ある操作にはめちゃくちゃ強いけど、他の操作にはめっぽう弱いという自覚がある方には、受験をおすすめしたいです。

わたしがMOS試験を受験したときは、まさにムラ有状態でした。

どこが補えていないのかを自分で探るのって難しいですよね。試験を受けると、自分で探る必要もありませんでしたし、操作の穴埋めもできます。

「MOS試験は役に立たない」と言われたとしても、最終的に資格を取得することを決めるのは、あなたで、活かすも殺すも自分自身です。

活用方法を間違うと、取得した資格はどの資格でも無駄になりますよね。
自分の置かれている状況やその目的によって、資格は「役に立つ資格」にも「役に立たない資格」にも変えられるからです。事務に就くならば、取得して損はないですよ。

事務職※知らない操作があると業務ロスもおこりますよ

パソコンの操作忘れで残業している女性
操作丸暗記、操作忘れ、操作無知による弊害
  • 操作が単調※操作の近道を知らない
  • 便利な機能を使いこなせない・知らない
  • 基本的な関数しか知らない※SUM関数だけ、など

知っている操作しかしないので、操作が単調ですよね。

もっと単純で簡単、便利な操作方法もあるのに、それを知らないが故に時間がかかっているのに、でも困らない。

時間を割かれているのに気がつかないし、改善の余地がないんですよね、操作を知らないから。

ネットでググればいくらでも解決法は出てくるかもしれませんが、知っていれば検索もできますが、知らないと検索もしませんよね。

例ですが、ピボットを知らない人が検索窓に「ピボット 使い方」って入れますか?

知らないので、入れようがないですよね。

そこに少しの知識があると、検索までたどり着くではないですか。

ここなんですよね。

知っていれば使える機能も、知らないので一生ググることはないし、お目にかかることはないですね。

ひょっとして、あの機能コレに使えるんじゃない?

そう思えるのは知識があるからです。

関数も簡単なSUM関数やAVERAGE関数程度しか知らない状態だと、手作業で処理をすることが自ずと増えますよね。

事務職では「基礎固め」をした方が無駄のない、効率の良い仕事ができますよ。

実務に直結するような難易度の高い機能を応用したり、そんなスキルアップを考えるのは、MOS試験で難しい機能の基礎を学んでからでも良いと思います。

エクセルやワードの操作が粗削り(上司に多い)だと、ソフトの作り、どんなことがどれだけ出来るかも解かり辛いようで・・

パソコンは魔法じゃないわ!

というような無謀とも思える依頼もされたりするものです。

パソコン音痴の上司から無謀な要望を受けても、ソフトで出来る操作の限界が一瞬で理解できるので「できるもの」「できないもの」の判断が即座にできるので即答できます。

少々お待ちください

と言ってあくせく調べるのも、回りくどい操作をして時間を取られることも、面倒ですし、もったいなくないですか?

色々なことが面倒になるアラフォーですみません。笑

MOS試験は、エクセルやワードのソフトの仕組み、どんなことが、どれだけできるソフトなのか?

というのを学ぶのに、適している試験だと思っています。

事務職⇒事務職への転職でも、スキルアップのために取得してから次職を目指す人もいますよ^^

余談ですが、基礎固めをされておらず、独学でエクセルを習得された方が知り合いにいます。

VBAの知識にものすごく長けているんですが、基礎がないので、エクセルに備わっているであろう操作もVBAで作ってしまっているそうです。

ご本人も言われていましたが「基礎がないから、知らず知らずのうちに回りくどいことしちゃってる」とのこと。

こういう業務ロスも起こります。

そして、実際に存在した事務員さんのお話です。

何百枚も書類を印刷して、ページ番号の挿入方法を知らなかったんでしょうね。

印刷した後に、テンプレートを使い、手書きで数字を記入していました。
日が暮れます、どころか実際に日が暮れていました。

膨大な量の書類に何か書いていることは気が付いていましたが、まさかそんなことしているなんて、思いもよらずアドバイスまで至りませんでした(気が付いたときにはあと少し)。

操作が粗削りって無知ってこういうことです。

MOS資格って何のために取ります?あなたの基準は何ですか?

MOS試験は何のために取るのかゴール設定が大事

資格って、仕事をするために必要な能力を指すものなので、あなたの第一段階での評価になり、肩書きです。

「わたしはMOS試験を取得しています」=「事務作業を行う上で、パソコン操作に問題は全くありません」

ということで、このように転職活動で、資格そのものを自分のアピール材料に使う方法もあるかもしれませんが、タダ単に「わたしMOS取得しました!」とするよりも、事務職に就くに辺り、または継続するに辺り、どうなりたくてその資格を取得しようと思ったのか?

こういうところを上手にアピールする方法もあるんですよ。

そうすれば、より効果的で、印象も随分違いますよね。

それに、MOSの資格を持つ人は操作に無駄がありません。

事務職希望でしたら「基本的な知識は問題ない」というアピールのためにも書いておいた方が良い資格です。

「PCが扱える」ということを証明する手立て、対外的に主張できる「何か」は必ず必要ですよ。

そして、資格を取得したという事実だけでなく、どういった理由でその資格を取ろうと思ったのか。

こういう課程も大事です。

資格は能力や知識を示すことはできても、人柄までは伝えてくれません。

企業は前向きな人材を探しているはずなので、資格を取得したという結果も大事ですが、と同時に前向きな人間性を伝える効果も存在しています。

MOS試験の認知度はどの程度なのか?心配はいりません

数年前までは、何の資格?

と思われるような、確かにそういう時代もあったかもしれませんが、今の時代、パソコンの資格でお勧めな資格は「MOS検定」なんて目や耳にしたことあると思います。

試験名に「マイクロソフト」とついているので、内容を知らなくても察しが付くレベルという感じですね。

パソコンを扱った経験のない人が退職したときに、スキルアップのために職業訓練校でパソコンの授業を受けることができますが、そのときに取得できる試験でもあります(MOS一般コースのみ)。

※開校しているときだけなので、時期を間違うと開校していないときもあります

このように、現在は企業の認知も拡大していて、就活で評価される資格としても注目されている試験ですが、仮に知らない人がいたとしても「知らないからこそ資格欄に書いておく価値」というのもあります。

MOS試験の合格率は?試験の概要※受験料金、取得できるまでの学習時間

MOS試験合格までの期間

スペシャリストは合格率80%ほどで、エキスパートは60%と言われているので、そんなに難しい試験ではありません。

わたしは、資格取得までにできる勉強は、就いた仕事で必ず役に立つし、取得できた資格はどんな形であれ活きてくれるので、時間を奪われることなく合理的な資格だと思ってます。

※2021年1月1日現在

スクロールできます
受験料※MOS2016~スペシャリスト 9,800円(税別)、エキスパート 11,800(税別)
取得までの期間1ヶ月~1年程度で個人差がありがます
取得にかかる金額の目安1,000~200,000程度※①
試験の種類※②ワード(Word):スペシャリスト、エキスパート
エクセル(Excel):スペシャリスト、エキスパート
パワーポイント(PowerPoint):スペシャリストのみ
アウトルック(Outlook):スペシャリストのみ
アクセス(Access):スペシャリストのみ※③

※① テキストによる独学だと¥1,000くらい、パソコン教室などに通えば数十万になります
※② オフィスのバージョンによっても試験が分かれており、現在は2013、2016、2019と3つのバージョンがあります(2019~はスペシャリストの名称がアソシエイトへ変更になっています)
※③ 2019~エキスパートのみへ格上げされています

受験されるなら、最新版が一番お勧めです。

大体3年毎に試験が更新されています。

そのたび更新しなければならないのか!?と思われるかもしれませんが、その必要はありません。

2013⇒2016はOfficeの仕様もガラっと変わりましたが、変更になっても問題なく使用できます。

大まかなOfficeのスキルを身につけるという目的であれば、再取得はしなくても問題ありません。

MOS資格を履歴書に書きたいというのであれば、最新版を取得しておく方が良いです。

大まかなOfficeのスキルが身についていれば作業に問題は生じることはないので、バージョンが違うだけで面接官の心象が悪くなるということはありません。

そのときは用意する履歴書、職務経歴書に、現在の最新バージョンの操作も問題がない旨明記しておくか、面接でハッキリとお伝えすることを推奨します。

マクロ(VBA)を極めたいと思う方はMOS試験では全てを習得まではできません

エキスパートでも簡単な操作までなので、マクロ(VBA)を習得されたい方はVBA専門の試験をオススメします。

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