事務未経験で就職して働いてしまうと、仕事が難しく感じてきついのか?
事務未経験での転職活動は、採用率が低くてきついのか?
事務とは言え、採用する側は「未経験」だと構えてしまうもので、どの辺りまでフォローが必要なのか未知数だし、採用されたい側は「未経験だけど頑張るし」、人によっては「どうせ事務だし、パソコン使えるし、誰にでもできるでしょ」と思ってる人もいるかもしれなくて。
事務に限らずどの職種もそうですけど、「未経験」って会社からは敬遠されがちだし、いざ採用されて働き始めるにしてもやっていけるのか不安ですよね。
皆、事務未経験ということがどういうことに繋がるのか、知る術が無いんだと思うんです。
なので、このブログでは「事務未経験」ってこういうことで困りそうだよ、採用されるためには、こうしておいた方がいいよ、というのを具体的にまとめてみました。
事務未経験では、仕事はきついのか?
事務未経験で仕事をするのはきついか?と言われると、最初は大変だと思いますが、慣れます。
なので答えは”NO”。
ただ、採用に関して敬遠される理由としては↓下にまとめたようなことも含まれますよ。が答えです。
事務未経験をカバーしようとして、、
パソコンが得意です、好きです!
細やかな作業が得意です!
悪くはないです、必要なことでもあります、あるんですが、大抵の人が書いてアピールしてきているので、採用側からはスルーされがちだし、まず、事務未経験がこういうことだっていうのを理解しておいた方がいいのかなと。
↓事務未経験でありそうな、あるあるです。
- 用紙のサイズが分からない(A4、B4 、A3)
- コピー機、ファックスに慣れていない
- パソコンに慣れていない(WORD、EXCELを学生以来使っていない)
- 仕事の覚え方がわからない
- 事務に合わなかったと言われそう
①用紙のサイズがわからない
採用側からすると、用紙のサイズが分からないのがどうか、、というよりも、そこから教えないといけないという、、それです。
すぐに覚えられることなんですけれど、そこを教えないといけないという問題。
採用された側からすると、勤めて初めて気が付く、用紙のサイズって何?という感覚。
A3、A4と言われて「?????」があると、そこからになっちゃうので、覚えることは多いですよね。
大丈夫、すぐ慣れます。
②コピー機、ファックスに慣れていない
ここも多分、きっとすぐに覚えられるところですが、採用側からすると、用紙をどこに設置して、どう送るだとか、そういう細かい説明を経験者だと省けますかね。
そこを教えないといけないという、、、それです。
採用された側からすると、紙って上に置くの?下に置くの?どこから出てくるの?という機械不慣れからくる不安感。
両面コピー、手指し、エラーが出たときの対処法など、、、大丈夫、これもすぐ慣れます。
③パソコンに慣れていない(WORD、EXCELを学生以来使っていない)
採用側からすると、果たして覚えているのだろか、、というただならぬ不安感。
仕事を覚えてもらわないといけないのに、パソコンを教えるところからになると膨大な時間が必要になります。
契約更新を見送られていた、マウス操作にも慣れてない、操作するときに身体ごと動かしている派遣社員の方を見たこともあります。
採用された側からすると、どの程度まで使えたらいいの?という不安。
裁量範囲で違ってはきますけど、関数使えたら使えただけ時短はできるし、これもやる気次第で何とかなる部分です。
④仕事の覚え方がわからない
ゲームとかもそうですけれど、未知のものを体験するときには、攻略が分からなくって、ゴールまで時間がかかるじゃないですか。
見落としもあったり。
一度ゴールまで行ってしまうと、アイテムがここにあるわとか、ここには寄り道して仙人に会わないと(どんなゲーム?)、次のステージに行ったときに困わ!とか。
それと同じイメージです。
おまえ何言ってんの?
って思わずに、、ほんとにそんな感じなんです。簿記にしても、現金出たのに借り方おかしくない?とか。
経験からくる勘ってあるんです。
- 要点を理解しにくい
- 仕事の優先順位の立て方がおかしい
- 覚えるのに時間がかかる
だからこう、敬遠してしまいがちですよね。採用側は特に。
見てきた人の中には、お茶の出し方すら分からない人もいましたし。
湯呑を出して、茶蓋を閉める、、、と言う、、、運んでいる最中に恐らく誇り入りまくり。何のための茶蓋か不明。
みたいな事務員さんに遭遇した経験もあります。
こんな感じですかね。
慣れてしまえばどってことないことばかりだし、さっきゲームに例えましたけれど、どの仕事でも不慣れなものは大変ではないですか。
冒頭でも言いましたけど、事務未経験で働き通すにはきついか?の答えは、やっぱり”NO”です。
最初不慣れなものは、何でもきついが当たり前。事務がどうか?というよりも、自分がどう思うか?を基準に決められた方が断然いいです。
きついからチャレンジを止めるのもまた、違うし。
ただ、採用する側が、未経験者を嫌煙しがちな理由としては、あと一つあります。
⑤勤めてみて、事務に合わなかったと言われそう
労力をかけて育てたとして、数ヶ月経過した後に「思っていたのと違うので、辞めます」となるとも限らない、というこの冒険感。
教えた分の労力も時間もパー。
振り出しに戻る、、、なかなかの事態です。
また新しい人を補充しなければならず、職安へ行き、募集をかけ、転職サイトも再度依頼をかけ、履歴書を眺めまくり、採用試験をし、面接をし、、、結構な作業もある。
事務は基本的に、替えの効く、未経験でも誰にでも勤まる仕事と思われていることは確かなんですけど、採用側が求めてしまうのは「即戦力」。
いくら「即戦力」って言ったって、会社によって仕事内容は違うので、覚えることは違うんですが、事務員として基本的なことを身に着けておいてくれると助かる、と感じるところが多いことは確かですかね。
一緒に働く、となると特に。
仕事の入り方、吸収の速さが経験者にはある。
手間もかからないし。
だから、事務未経験での転職活動はきついか?と言われると、ここは”YES”。
履歴書を盛りまくって、採用担当者をうまく説得しまくらないと、採用されないの、なんとなくわかってもらえたでしょうか。
事務未経験者ならば、履歴書は盛大に盛りましょう
せっかくあるアイテム(履歴書)ですから、盛りましょう。
「わたしはこんな経験があります(`・ω・´)ノ!」
で終わっちゃうと、
ヘェ・・
で終るので。
「〇〇の経験があるので、〇〇のように貢献できます」
大まかに言うと「わたしは事務未経験ですが、これだけのことを知っています、できます、問題ありません」アピールです。
強いエピソードと言えば、やっぱり経験談。
↓こんな経験ないですか?
- アルバイト
- 地域のコミュニティでの資料作成
- ちょっとしたボランティア
- 仕事を引き継ぎした経験
- 大学のサークル活動
- 前職での経験
実務未経験なので、人生で経験したありとあらゆる経験からエピソードを引っ張り出しまくりましょう。
ちょこっとしかしてない経験でも全然いいじゃないすか。してるんですから!
盛りましょう。入社してしまえば、教えて貰えるから。大丈夫、最初大変でも仕事にはすぐ慣れるから。
実務未経験だけど、なんか大丈夫そうじゃん・・・
採用担当者にそう思わせることができればOKではないですか?
きついだろうが、事務に就きたいと思っていれば、就けるんですよ。
- コミュニケーションスキルバッチリ
- パソコン能力問題ない
- 仕事への意欲もある
- 人柄(雰囲気)
- 実務経験はなくても仕事できそうな感じがある
↓下記事は、履歴書をまとめるのに参考になると思います。是非どうぞ。
\参考になるかも/
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事務職希望でパソコンのアピールは必要?
事務未経験で事務を志望するときには、パソコンスキルのアピールは必ずしましょ。
事務未経験のイメージの中に「パソコンできなそ」というイメージがあるので、履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンで制作がオススメです。
パソコンができないと事務職はできないと思っていた方がいいです。
アピールするときに『パソコン扱えます!好きです!』とアピールされても、どの程度扱えるのか採用担当者には伝わらないし、分からないのですよね。
多少使えるわ、、というときには、過剰にできるアピールしておいて、かなり上級者だわ!というときには、↓明確にアピールした方が伝わりやすいし、分かりやすいですよ。
資格取得を目指しているなら『○○年○月資格取得見込み』と必ず記入はしておいて、もし資格取得をするつもりがないときには、どの程度までできるのか詳しく書くと尚いいですよね。
- 表作成
- グラフ作成
- 関数を使った計算(IF関数など)
- 簡単なマクロ作成
- 表作成
- 文書作成
- 関数を使った簡単な計算
- 差し込み印刷
とか、こんな感じで。
事務未経験だと、転職活動はきつい?
事務未経験での転職活動は正直、きついと思います。
「経験者優遇」だとか「尚可」「歓迎」という文字を求職で目にすることもあるので、そこに経験をどれだけ盛り込めるか?が大事なんですが、倍率は高いです。
尚可・歓迎・経験者優遇の求人は倍率が高い
事務職は、女性にとって結婚・出産を経ても、比較的続けやすい仕事と言うイメージ。
実際、そう思うことはあります。
キャリア形成こそ難しい職種なんですが、結婚・出産を経てからのキャリア形成?よほどのバイタリティがないと、続かないですよね。
女性にとって「結婚」「出産」って価値観そのものを変えたりする出来事なので、今まで事務職に全く興味がなかった人も目指してみようかな・・・となるのも不思議でもありません。
↓多分こんなイメージですかね?
- 転勤ない
- 結婚出産後も仕事を続けやすい
- 会社の基幹業務で荷の重い仕事も多く責任も大きく、重圧でどうにかなりそう、、という状況と無縁
- 保育園や幼稚園の行事は土日が多いし、都合もつけやすい
- 土日はこどもとの時間に使える
- 育児中は立ちっぱなしで座ることもままならない中、デスクワークの事務は魅力的
何かを我慢したり、犠牲にしたり、シフト変更や急な休みで同僚の顔色気にしながら働くよりも、そうならなそうな事務職は、求人倍率が高い人気職、合否は年齢、資格、実務経験などで大きく左右されるので、事務に本気で就きたいなら、自分に足りないものは上手に盛った方がいいですよね。
まとめ
自分が楽しいと思える仕事、自分の意外な能力って、実際その仕事をやってみないとわからないものなんですよね。
わかっている人の方が特殊で稀。
知識を増やしても、経験しないと解からないことって、たくさんあります。
何かを始める前に考えること・分析することって大切だけど、知識だけに囚われれすぎても行動できるタイミングは逃しますし、事務職は確かに求人倍率も高く人気職ですが、心から就いてみたいと思えるなら、是非目指して欲しいです。
結局、自分で心からそう思えるものって必ず手にできるし、叶いますからね。なろうと思えば、なるもんです。
人生あらかた、そうなってる。
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