一生懸命仕事をしても、評価されない。
こんな事態に遭遇した経験、、、ありますか?
わたしは、ありました。働いていて、辛かったです。
転職も繰り返して、色々な会社見てきたんですが、仕事が早いワケでもないし、特別PCスキルがあるワケでもないのに、評価が高い人がいる。
会社に利益をもたらすような成績のある仕事だと、多少クセの強い人でも仕事が出来る人が重宝されることもあるけれど、事務員となると、数字などで表せる実績などが無いので、一生懸命仕事をしていても、評価され辛い、、と言われている事務職は、現にその通りだと思います。
じゃぁ、評価されてる人ってどこが評価されてるの?って、、共通点は3つだな、、と推測しました。

この記事では、わたしが独自に調査した、事務職で評価されすい事務員さんの調査結果、評価されないと感じたときの対処法を経験談をベースにまとめてみました。
参考になれば嬉しいです。
事務職で評価されない3つの理由
事務職で評価されない理由として、仕事の出来不出来も考えられるとは思うんですが、そもそも事務職って評価されづらい職業なので、仕事の出来不出来よりも影響力が強いだろうと私が思ったのが↓以下3つです。
- 上司が仕事内容を把握していない
- 事務員1人
- 社風
まず、どんな仕事してるか上司自体が知らない、そして社風です。
1.上司が仕事内容を把握していない


上司には2パターンいます。
部下の仕事内容を把握できる上司と、そうでない上司。
どういった上司が出世していくのかは、会社の社風で変わると思いますが、部下の仕事内容を把握できない上司は、上(出世)ばかり見ているので、部下を見るということはできないに等しいのです||:3ミ
辛口トークするならば、できないのです。そういうタイプの上司は、自分のことで手一杯なのです。部下を持つ適性が無い、と言ってもいいのかもしれません(⇒何様?という部分があるのは承知しています。笑)。
※あまりにも部下を見すぎる上司も出世からは遠いです(余談です)



さて置き、部下の仕事内容を把握できない上司が自分の上司だったとき、まともな評価なんてされるはずないのです。
部下の仕事をきちんと把握してくれている上司だと、どれだけ効率化してくれているのか?なんか一目で分かる、抱えている仕事の量も適切か?そうでないかも、分かってくれているというのがこちらにも伝わるんですよ。
その代わり、さぼっているのもバレますけどね。笑
パソコンに疎い上司とかだと、大げさにアピールするだけで、過大評価が期待できるかもしれないのです||:3ミ
なので、一長一短ではあるが、評価は上司にもよる、、、というのが正しいです。
2.事務員1人
事務員さん1人の会社は、比べる術がないので、実際居なくなって他の事務員さんに変わってみないことには、仕事の出来高を図り辛いというものがあります。
「出来て、してくれて当たり前」にものすごくなりやすいって言うんですかね。
前の事務員さんの出来がものすごく悪かったなど、会社独自の特有な理由がないと、なかなか「評価」というものには、繋がりにくいと感じます。
更に、もうひとつ、評価されない原因として、会社による「社風」であることもあります。
3.事務で評価されないのは社風であることも


自分では一生懸命頑張っているつもりなのに「それに見合う評価が得られていない」と感じると、やっぱやる気は削がれますよね。
ただ、会社によっては「愛想」一択だけで評価される事務員もいる。
付加価値も大して無いのに、謎の高評価の事務員がいるとすれば、それはあなたが低評価を受けているワケではなくて、タダ単に会社の社風だったりします。
得に大手だと、大掛かりな企業独自の開発ソフトが導入されている可能性が大きくて、PCの技量があまり必要ない、、、なんてことも多く、PCスキルもさほど要らないし(入力するだけとか)、替わりの事務員も多数いるので、分業もしやすい、その道の専門家もいる、となると本当に評価とはほど遠くなる、、ということはあります。
仕事も細分化されているので、事務員1人に任せられる範囲、というのが小さくなりがちではある。
普通に仕事ができていて、愛想が良ければ良い的になりやすいのかもしれません。
要するに事務員1人の会社とは違い、愛想担当がいる。



会社によって特色ってありますからね。
人に万人受けがないのと同じで、会社もそれと同じなのです||:3ミ
Aさんには合っても、Bさんには合わないってこともある。
中・小企業になると、人事~経理まで幅広くEXCELを駆使して利用しているところは多いと思います。
1人に任される裁量も責任も大きくはなる。
逆じゃないの?って思うかもしれませんが、規模が小さくなるほど、事務員さんって忙しいと思います。
任される裁量の範囲で全て決まるので、もちろん例外はあります。
じゃぁ、評価されやすい事務員さんってどんな感じなのか、↓数社見てきた私の見解をまとめています。
評価されすい事務員※共通点は3つです


↓長年色々な事務員さんを見てきて、自分が感じた、評価される事務員さんの特徴はこんな感じです。
- 感情的にならない、愛想が良い
- 相手思考
- ミスは格段に少ない
同期とか、わたし達の前ではあるけれど、上役の前で、感情的に怒ったところを見たことはゼロ。
1.感情的にならない、愛想が良い


どの仕事でもそうなんですけど、仕事してると理不尽だなって思うこと、、、あるじゃないですか。
そういう理不尽なことがあっても、顔や態度に出さないですよね、評価の高い事務員さんは。
これに尽きるんだな、と痛感しています。
八方美人な程の愛想じゃないし、媚びてるワケでもないんですよ。
ついでに申せば、会社の規模がある程度大きい会社では、仕事ができても、仕事のできない愛想の良い事務員さんの方が評価は高いです。
事務員さんの人数も確保できているので、分業できるし、他の人が仕事は回せる。仕事もめちゃくちゃ細分化されてる上、人数多くて個人の出来高なんて、同業の事務員にはよく分かるけど、上司なんてパッと分からないもんですよね。
※評価の話なので、ココでは、それ故起こる他社員との摩擦の話は省きます
評価は「愛想」8割くらい、占めているんじゃないでしょうか。パソコンなんてできなくてもいいし、特段仕事が早くなくてもいいし、ミスさえ少なければ、仕事は普通でいいのです||:3ミ
それくらい大事なんだと、経験上思いました。
2.ミスは格段に少ない


仕事って、速さと正確性どっちも大切と言われるではないですか。
どっちが大事か?って聞かれると「速さだ!」って意見もある。
よく正確性は8割で大丈夫、フォローも入るし、そっちの方が上司は進捗も分かって有難い!なんてことも耳にするんですよね。
これって、事務職にはあまり当てはまらないと思うのです||:3ミ
そりゃ「速さ」があった方がいいですよ。でも、正確性に欠けるところがあると、結構致命的な業種なのです。
かく言う私は、正確性よりも早さを重視していたんですが、どうしてもミスが出る。
ミスが出たとき、自分のところだけで済めばいいのですが、済まない場合が実に多いのです||:3ミ
修正・訂正作業を自分で出来たらいいけれど、できない場合が多い。
事務職って末端の作業なので、そこで間違うと、そこの業務に付随している人々への影響は結構大きかったりもするのです。
重役が出そろう会議資料の元になってたりとか・・・恐ろしい。
いずれにしても社内で収まるものが多いので、企業へのダメージは無いですが、末端作業の数字を頼りに資料を作ったりしている社内の人々は、ミスがあると困るのです。
何度もあちらこちらで言っているのは、事務職って「出来て当たり前」だと思われている部分が大きいので、その位置でミスをする、ということが結構あり得ないことだったりもするんだと思います。
2.相手思考
更に評価が高い事務員さんは、相手の思いを上手に受け取めて、相手の立場で考えてるというんでしょうか?



「今月はあの人忙しそうだから、納期遅れるかもしれない」「あの人いつも申請が遅い」という感じに予測立ててフォローもしてる。
先を読んで行動してくれるので、多分、いちいち指示する必要がないんでしょうね。
例えば「50部、コピーお願い」ひとつでも、カラーか白黒か?コピー取った後にその書類をどうするのか?まで聞いて動いて、ホッチキス留めるのか、穴あけるのか。
どっかに送るのか?とか、送るなら誰宛か?封筒は?手が届く届く届く届く・・
感謝され度もすごいのです||:3ミ
個人的な調査結果ですが、↑上3つができてる事務員さんは、確実に評価が高かった。
自分が思ったような評価をされないと感じたとき、全体的にどうしていくのがいい?というのを経験談を元に↓まとめています。
事務で評価されないときの対処法
一生懸命働いているのに、思ったような評価がされていないと感じると、働き続けるのが辛いですよね。
仕事内容をきちんと把握してくれていない上司だと、効率化なんてどこ?のレベルで気が付きようがないのです。マクロって何?美味しいの?くらいなレベルかもしれない。
嘆きたいけど、そこを利用しないのも、勿体ないと思うのです||:3ミ
仕事の成果をアピールするなら、上司によって、アピールの仕方・言い回し方も変えていけばいいのかなと思います。
基本的な方法としては、、
- 感情的になるのを止めてみる
- 相手思考を心がける
- ミスを減らす
- 上司によって、アピールの仕方は変える
1.感情的になるのを止めてみる


一旦落ち着くって意味です。
とは言え、難しいんですけれどもね。
感情的になっているときって、相手に色々言ってしまって後悔することあるじゃないですか。
こうなると、相手との間にわだかまりしか残らないし、相手が上司だと確実に評価は下がるワケで、損しかないんですよ。
落ち着くと、言っていいこと、悪いこと、伝えたいこと、伝えた方がいいこと、伝えない方がいいこと、それの仕訳ができるんですよね。
伝えたい・伝えた方がいいことだけを相手に伝えることができると、評価は確実に上がります。
わだかまりは無いし、上司も悩まなくて済むからです。
論理的に考えられる。



ついでに申しますと、部下の仕事内容を把握していない上司がどこで評価するかって「愛想」一択です。
評価って、上司がするので「愛想」という武器を持っているだけで、なぜか評価が高くなる、、というのは弓矢で言う、上司の的を的確に射てるのです。
上司には2タイプいる、と言いましたが、仮にどちらかに分かれてみてください。愛想を持ち合わせてない場合、どちらかに分かれれば5割の的しか射れないのです||:3ミ
愛想を持ち合わせていれば、10割の的は射れます。
2..相手思考を心がけてみる
「今月はあの人忙しそうだから、納期遅れるかもしれない」「あの人いつも申請が遅い」という感じに予測立ててフォローももちろんなんですけれど、一番は「この人なら○○って考えるだろうな」って考え方ができればいいのかなと思います。
人って、どうしても自分の感情を優先しちゃいますから、拗れちゃうんです。
自分ならこうするのにーーーーー!!あの人はなんでーーーー!みたいな。
そこが相手思考だと、イライラすることは格段に減ると思うんですよ。自分と比較しないから。
なかなか難しいのですが、それができてると、評価は確実に上がるんです。確実に。
3..ミスを減らす※速度より正確性
これは↑上で説明した通り、色々なところに繋がっている末端の仕事をしていることが多いので、ミスはないに越したことないのです。
上司には2タイプいるといいましたが、仕事の把握以前に、ミスはどちらの上司も気がつくし、そのミスが更に自分の上の上司に関連するものになると、どちらもやっぱり嫌なんですよね、報告が。
この経験から、ミスなくて、愛想が良いだと鬼に金棒レベルだと断言できます。
事務職って「出来て当たり前」だと思われている部分が大きいので、その位置でミスをする、ということが結構あり得ないことだったりもする。
これが現実なのです||:3ミ
ミスが無いって有難いですし、普段ミスが少ない人が稀にするミスというのは「いいよ、いいよ」で終わることも多いし、フォローも快く引き受けてくれやすいです。
そんな滅多にないミスなんて、忘れ去られるので評価が落ちることもありません。
4.上司によって、アピールの仕方は替える


部下の仕事を把握していない上司、部下の仕事内容を把握している上司、2パターンの上司に、同じアピールをしても同じような評価ってもらえないと思うし、中途半端な評価になることもあると思うんです。
例えば、マクロで業務改善をしたとして、、
仕事内容を把握していない上司なら、処理時間の短縮・残業時間の軽減・仕事の手順をメインにアピールする。
パソコンにも長けていて、仕事内容を把握している上司なら、マクロでプログラミングをしたことに追加して、仕事面でどういったメリットが出たか?メインのアピールをして、その後どちらの上司にも実演。
基本的には2タイプ。上司の質を見極めるのが大事だと思います。
仕事内容を把握していない上司というのは、仕事内容を説明しても、興味ないので聞きません。
その割に、それ故?無理難題な仕事を依頼してきたりもします。
その上司に、自分の仕事内容を分かってもらおうと資料用意して、一生懸命説明しても、心象悪くするだけの可能性だってあります。
なぜなら、そういう上司は「できる」を前提に考えているので、クドクドとできない説明をされても、受け入れないことが多いからです。しかも理解してくれるとも限らない。
評価メインで考えるなら、、
いかに上司が言っていることを実現できるのか?
ここに重きを置いた方がいいです。
自分の仕事に支障が出るときだけ、説明して理解を求めてみる、但し実現有りきの説明であること。
とは言え、めちゃくちゃ面倒な仕事になることもある。ここまで来ると、評価云々の前に、あなたが上司から言われた仕事を「やりたいか?やりたくないか?」で決まってくると思います。
評価が気になるなら、是が非でも実現してみるのも手。無理と思えば断る。
実現するメインで考えるなら、自分がどれだけ苦労して、どれだけ無理をしたかも伝えないとダメですよ。
なんたって、仕事を把握できていない上司というのは、何でも、すぐできると思っていて、表面上目に見える分かりやすいところにしか気が付かない(気が付けばまだマシ)。そういう目、脳なのです。
やっぱり上司の見極めというのは必要で、一生懸命さを伝える手段、というのは上司によって分けた方がいいと、経験上思っています。
あなたの苦労を、頑張りを、しっかりと上手に伝えるのがコツかなと思います。
この記事を読んで、今の自分のいる会社がなんか違うな・・・と思えたなら、一度、転職エージェントに相談してみるのも手です。
転職を視野に入れるなら※気を付けた方がいいこと
事務員さん1人のような、小さな企業であれば、見合うと思える額の賃金交渉なんてこともアリかもしれない、、けど、私はしたことありません。
入社前の条件と酷く乖離があるなら別ですけれど、承知で入社してるなら、波風立てそうな交渉はしません。
波風立てるかもしれない、交渉をする勇気があるなら、その前に転職エージェントに相談してみてはどうでしょうか?
こっちの方が断然ハードル低い、ダダだし、波風どころか、凪状態です。
もし、条件に見合う職場があったとき、それを盾に交渉をする手立ても出てくる。
職場の特色に詳しいプロなら、自分の知らない情報をたくさん知っています。なんか違うな・・と思っている、その感触を払拭できる、自分の持ってる技量を活かせる本当の職場が見るかる可能性だってあるし、今の職場で勤め続けた方がいいと心から思えるかもしれないんです。
交渉を考えているならば、それからでも、遅くは無い!
わたしは、ダラダラと文句言いながら働きたくないと強く思ってます。そのタメには、何にせよ、納得するのが大事だと思うんです。
不満を持ちながら働くのって辛いんですよ。近くの友人知人に相談してみると、自分に合った優しいアドバイスもくれるし、話も聞いてはくれる。
私はふと、その場しのぎにしかなってない、、繰り返しだって気がついて来たんです。
↓こちらは転職エージェントに相談をして、自分のスキルを上手に活かす職場に転職されたSさんの体験談です





職場を変えたことによる、事務職としてのやりがい、評価というメリット、任される裁量により責務が増えるということをデメリットではなくて、メリットに取らえることができるかどうか?の選択は重要だと思っています。
それは、あなたの持つ技量でしか図れないものだと思うので、その辺りをSさんみたいに転職エージェントに相談してみたらいいと思います。
会社って、1日の大半をそこで過ごすじゃないですか。気持ちよく長く働くためには、気持ち・考えの整理が大事だと強く思っています。
私生活への影響なんて、冗談じゃない、気分を害されたくないのです。
↓事務職のやりがいについては、こちらにまとめています。こちらの記事を読まれて尚「やっぱり評価を重視したい」と思えたら、転職エージェントへの相談をおススメします。


↓とりあえず一生懸命まとめてみました、良ければ参考にしてみてください^^


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