事務職で評価されない理由と対処法【体験談】〇〇の明確化をする

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わたし、事務職として働いていて「評価されない」という漠然とした不満を抱えていたことがあります。

ルーティンワークも多くて、故に仕事に飽きるし、やりがいすら微塵も感じない、更に評価もされない、わたし何でこの仕事してんの!?

と、こんな感じで、不満まみれで、仕事超つまんなかったんですよ。評価されるべく超がんばったりもしました。

そしてあるとき、フッと我に返ったんですよ。

評価されないと、自分の価値は下がるのだろうか。

え?私はあの人(上司)に評価されたいと思って仕事をしていたんだけれど、そもそもなぜ評価されたいと思っているのか、、、褒められる=成功、褒められない=失敗なのか?人生って何だ?あの人(上司)がどうしたんだ、、、誰だあいつ、、

こういう人生ってどうなの?永遠に誰かに認めてもらうために働くの?

なんか、嫌。

となって、わたしに足りなかったもの、これは絶対に必要だと感じたもの、それは自分の○○の明確化です。

このブログでは、事務職で評価されないと感じたときにどうしたら良いのか、ついでに、転職して色々な会社を見てきた結果、どういう事務員さんが評価されていたのかもまとめておきます。本当に解決されたい人向けの記事です。

参考になれば嬉しいです。

目次

評価されないと感じる自分は辛かったです

事務職として、ずっと「評価されない」「評価されたい」と思って仕事続けているのは、辛かったです。

楽しくなくて、評価さえされたら今の自分は満たされるのだろうか?と考えたときに、フッと何か違う感じもしてきたんです。

一生懸命したことに対して、評価って後から人が勝手にしてくれるものであって、評価ありきの仕事になってしまってる時点でもう、何かが違う気がしたんですよ。

人に褒められたいという「承認欲求」がある限り、自分のしたいことってできないなと。

誰のために生きてるんだろう?

自分以外の人から、褒められるように行動するので、褒められる=成功、褒められない=失敗みたいな考え方になっていて、自分じゃなくて他の人を満たすために生きるようになってるってことじゃないの?って。

この、承認欲求を無くす方が自分らしく働けると思ったんですよ。

人に認められたいと思う自分、まっぴら御免!という感じですね。賃金とかに直結するなら、まだしも、自分で良いと思えたら、それでいんじゃない?って。バカみたい。

じゃぁ、自分はどうしたいの?って。

事務職で評価されないときには、○○の明確化をする

事務職で評価されないと感じたときには、自分の感情の明確化をするといいです。

お前何言ってんの?と思うかもしれないのですが、ここを知らないと、私がそうだったように、ずっと不満を抱いたままか、転職しても確実に同じ不満をいだいて働くことになります。

私って評価されてない!と感じるときの漠然とした、不満というその感情、私はできるだけ明確にして行きました。

仕事に何を求めているのか「自分の感情を知る」という深堀りです。

どういう不満なのか、何が起こればその不満は無くなるのか。

仕事への不満ではなく、ただの承認欲求ではないのか。

その評価がないという状況は、自分になぜそこまで影響を及ぼしているのか。

不満というか、結局、自分が何に喜びを感じるのか?感情を基準に選択していった方が、間違いがないんですよ。この先、後悔することがないです。

結局人って、好きなこととか、喜びを感じることがないと続けられないですね。不満しか出なくなる。

けど、日本人って我慢が美徳とされているところもあったり、同調気質も多くて、結構自分の感情に疎い人多いんですよ。我慢にすら気が付いてないとか普通にある、だから感情を探らないといけないんです。

やりがい云々というか、感情です、自分の感情。

経験を経て思ったことは、結局、わたしには「自分の感情を知る」という深堀りができてなかったんです。

事務職で評価されないと感じている※2つの選択肢

もし今、当時のわたしみたいに事務職で、「評価されない」という漠然とした不満を抱えている方がいらしたら、自分に聞いてみて欲しいんです。

その不満が「感謝」という労いの言葉で一掃されるのか、「賃金」という生活に直結するようなリアルなもので解消されるのか、どちらか自分に問うた方がいいということです。

「評価されなくて辛い」と感じてるあなたが、「○○さんがいてくれて助かる!ありがとう」という感謝の言葉で救われるのか、それともリアルに「賃金アップ」の方で救われるのか、どちらでしょうか?

どうなれば、今の自分の気持ちが落ち着くのか。

  1. 感謝、つまりは労いの言葉「ありがとう」という言葉に魅力を感じる
  2. 賃金、つまりは正当な評価、それに見合う賃金に魅力を感じる

どちらですか?

①あなたが、労いの言葉「ありがとう」という言葉に魅力を感じるとき

「ありがとう、○○さんがいてくれて助かるよ」という言葉が欲しいとき、職種変更も視野に入れてみるといいかなと思います。

人から直に感謝される機会が多い職種は、「人の役に立てている」という実感が湧きやすいので、そこに魅力を感じるのならば事務職でなくても良いのでは?と思うからです。

だって事務職は「して、やって当たり前」と思われている業務が多くて、感謝とはほど遠いところにいませんか?

いやいやいや、そういう、そこまで感謝されなくてもいいんですけれど「ありがとう」ぐらいはあっても良くないですか?

と思っているときには、社風も影響しているかなと思います。

中で働いている人にもよりますが、感謝の表現の薄い職場って、あります。普通に。

そういう会社はそこのトップもそうなので「社風」ってことになっちゃいます。あなたには合わない可能性が高い。

なので、あなたの「評価されない」という不満を消し去るには、いずれにせよ転職は必要です。

でもですよ、もっと言えば、転職したとしても、次の会社に感謝をたくさんしてくれる同僚がいるかどうか?なんて分からないですよね。

あなたが、人から直に感謝されることに自分が喜びを感じやすいのなら、そういう機会が多い職種に転職された方が生き生きと活躍できるのではないかな?というのが私個人の意見です。

接客・販売、介護職とか人と接することが多い職種の方ですよね。

②あなたが、仕事での正当な評価、それに見合う賃金に魅力を感じるとき

賃金交渉で解決するのなら、今の職場の上司へ職場改善の計画をもって「○○をするので、賃金をこれだけにしてください」という交渉はアリだと思います。

事務職なので、仕事の幅も限られます。なかなか、難しいことかもしれませんが、交渉もしてみないことには分かりませんよね。

勝手にしてしまって「評価もされない!」と嘆くよりかは、一旦交渉してから改善した方が不満も生まれなければ、絶望もなくて良くなくないですかね?

その交渉結果にメリットを感じることができなければ、改善を止めてしまうのも手ですし、職場変更も手ですし。

業務改善は、EXCEL、WORDを利用しての仕事改善でも何でも良いと思います。提案するだけはタダなので、しないで「評価されない」と悶々とするよりかは、当たって砕けろ!(大丈夫!砕けません!)、交渉をしてみる価値はありますよね。

そもそも、事務職として評価されない原因として、上司が仕事内容を把握してないとかザラにありますし、交渉もしてみないと、分からないものです。

ただ、ここで注意して欲しいのは、評価に拘りすぎるのもいかがなものか、ということです。

評価というものに縛られない方が良い

このブログでは「感謝」という労いの言葉か、「賃金」という目に見える対価かどうかで説明して行ってますが、例えば「査定書」などがあれば、他者がどう見ているか分かるからプレゼンしがいもありますね。
賃金という対価交渉もそれに含まれます、目に見える数字がありますから。

ただし、自分の思い込みだけで「評価がなされていない」と感じることには、違和感を覚えます。

だって、あなたの私に対する思い(評価)を良くしてくださいっておかしな話ですもんね。

他者がどう評価しているか(思っているか)なんて、分かりようがないので、査定書などが無い限り(自分で交渉など身動きが取れ、解決ができる)、評価というものに縛られない方が気持ちよく働くことができると思います。

査定書など、目に見えて評価が分かる対象のものがあれば、プレゼンし甲斐がありますが、無ければ何のためのアピールか分かりません。

賃金アップにもならなければ、心象を悪くするだけになりますから、そうなってきているのであれば、あなたの不満が解消されることはないので、転職をおすすめします。

そうは言われても、わたし一生懸命頑張ってるのに!事務職で評価されないのはなぜなの!?という思いが拭い去れないあなたに、転職によって色々な職場を見てきて、評価されない理由に、仕事の出来不出来よりも影響力が強いだろうと私が思ったのが↓以下3つです。

事務職で評価されない3つの理由

会社に利益をもたらすような成績のある仕事だと、多少クセの強い人でも仕事が出来る人が重宝されることもある。

けれど、事務員となると、数字などで表せる実績などが無い、一生懸命仕事をしていても、評価され辛い、、と言われている事務職は、現にその通りだと私も思います。

しかも、経験上事務職の評価には、任される裁量とか関係もないし。そういう業種なのですよね。

(わかる、わかってる)

しかし、、、それ以外に↓3つの影響がありますよね。

  1. 上司が仕事内容を把握していない
  2. 事務員1人
  3. 社風

まず、どんな仕事してるか上司自体が知らない。

1.上司が仕事内容を把握していない

部下の仕事を把握できる上司とそうでない上司がいる

上司には2パターンいます。

部下の仕事内容を把握できる上司と、そうでない上司。

基本的に部下の仕事内容を把握できない上司は、上(出世)ばかり見ているので、部下を見るということはできません。

そういうタイプの上司は、自分のことで手一杯です。はっきり言って、部下を持つ、人を育てていく適性(資格が)はありません。

さて置き、部下の仕事内容を把握できない上司が自分の上司だったとき、まともな評価なんてなされるはずないのです。

上司の癖に!とも思うかもしれませんが、そんな上司、たーーーーーーーーーくさんいます!

部下の仕事をきちんと把握してくれている上司だと、どれだけ効率化してくれているのか?なんか一目で分かる、抱えている仕事の量も適切か?そうでないかも、分かってくれているというのがこちらにも伝わるんですよ。

(その代わり、さぼっているのもバレますけどね)

正直、この手の上司に出会える確率は少ないです。大概何やってるかなんて知らないんだから。

なので、こういう上司がいるときには、A4用紙数十枚持って、改善内容を箇条書きにしてアピールしてみるのも手ですよね。

2.事務員1人

中・小企業になると、人事~経理まで幅広くEXCELを駆使して利用しているところは多くなるので、1人に任される裁量も責任も大きくはなる。

逆じゃないの?って思うかもしれませんが、規模が小さくなるほど、事務員さんって忙しいと思います。

なのに、事務員さん1人の会社は、比べる術がないので、実際居なくなって他の事務員さんに変わってみないことには、仕事の出来高を図り辛いというものがあります。

「出来て、してくれて当たり前」の状況に、ものすごくなりやすいって言うんですかね。

前の事務員さんの出来がものすごく悪かったなど、会社独自の特有な理由がないと、なかなか「評価」というものには、繋がりにくいと感じます。

もちろん例外はあります、事務員さん1人で超暇な会社も存在してます。

更に、もうひとつ、評価されない原因として、会社による「社風」であることもあります。

3.事務で評価されないのは社風であることも

事務で評価されないと感じたら転職サイトに登録もあり

会社の人間関係がうまくいっていない会社に多いですが、パワハラ的な上司がいたり、問題を抱えている会社になると、大体社員も暗いです。

自分のことでいっぱいいっぱいなので、感謝や労いの言葉の少ない、言うことすらも削がれているというんですかね。

そういう社風になっていることがあります。

しかし、会社によって特色ってありますからね。
人に万人受けがないのと同じで、会社もそれと同じなのですよ。
Aさんには合っても、Bさんには合わないってこともある。そこでやってける人も存在します。

そういう感じに慣れてしまえば、楽なのかもしれませんが、例えばあなたが「感謝や労いの言葉」を求める人であれば、その職場でやりがいを感じることは難しいのかなと思います。

ところで、その暗い会社は別ですが、色々な会社を見てきて、どんな会社でもウケのいい事務員さんって必ず一人はいたんですよ。

↓数社見てきた私の見解をまとめてみますね。

評価されすい事務員※共通点は大体3つです

事務で評価が高い人の付加価値
できる事務員はこんな感じでした
  1. 感情的にならない、愛想が良い
  2. 人のために動ていることが多い
  3. ミスは格段に少ない

同期とか、わたし達の前ではあるけれど、上役の前で、感情的に怒ったところを見たことはゼロ。

1.感情的にならない、愛想が良い

評価される事務員は愛想が良い

八方美人な程の愛想じゃないし、媚びてるワケでもないんですけど、仕事は仕事として割り切ってる感じ。

理不尽なことがあっても動じない。

評価は「愛想」8割くらい、占めているんじゃないでしょうか。

パソコンなんてできなくてもいいし、特段仕事が早くなくてもいいし、ミスさえ少なければ、仕事は普通でいいという会社だって存在しているので、察するに、、、

皆、ガミガミ言われたくはないみたいですねー。

2.ミスは格段に少ない

評価される事務員はミスが少ない

仕事って、速さと正確性どっちも大切と言われるではないですか。

どっちが大事か?って聞かれると「速さだ!」って意見もある。

よく正確性は8割で大丈夫、フォローも入るし、そっちの方が上司は進捗も分かって有難い!なんてことも耳にするんですよね。

これって、事務職にはあまり当てはまらないですよ。

ミスが出たとき、自分のところだけで済めばいいのですが、済まない場合が実に多いし、修正・訂正作業を自分で出来たらいいけれど、できないことの方が多い。

(ダルい、、)

事務職って末端の作業なので、そこで間違うと、そこの業務に付随している人々への影響は結構大きかったりもするのです。

重役が出そろう会議資料の元になってたりとかもありますよね。

自分は上司にだけ謝罪すれば済みますが、上司は更に上に報告しなくちゃならなくなりますから。

いずれにしても社内で収まるものが多いので、企業へのダメージは無いですけど、末端作業の数字を頼りに資料を作ったりしている社内の人々は、ミスがあると困るというか、まぁ面倒ですよね。

何度もあちらこちらで言っているのは、事務職って「出来て当たり前」だと思われている部分が大きいので、その位置でミスをする、ということが結構あり得ないことだったりもするんだと思います。

(辛辣ではあります)

2.気が利く

更に評価が高い事務員さんって、人のために動いてる、気が利く。

「あの人忙しそうだから、納期遅れるかもしれないわー」「あの人いつも申請が遅いからフォロー入れとくか。」

先を読んで行動してくれるので、多分、いちいち指示する必要がないんでしょうね。

まぁ、事務職が天職なのでしょう。

例えば「50部、コピーお願い」ひとつでも、カラーか白黒?コピー取った後にその書類をどうするの?まで聞いて動いて、ホッチキス留めるのか、穴あけるのか?

どっかに送るのか?とか、送るなら誰宛か?封筒は?手が届く届く届く届く・・

個人的な調査結果ですが、↑上3つができてる事務員さんは、ウケが良かったですね。

そりゃぁ、そうでしょう。

こういう人の真似、できないことはないですよ、きっと。誰でも、できるようになる部分かもしれない。

私みたいに、向いてないなら、向いてないなりの努力の仕方もあるから。

ただ、苦労が多くなるし、辛さは増します。だって、向いてないから。向いている人よりかは、努力が必要になる。

それでも良ければ、事務職を続けるのも一手だし、無理だわ向いてない、と思うのなら、事務職を辞めてしまうか、転職サイトに登録でもしてしまった方が納得の行く仕事に出会えると思います。

冒頭でもお伝えしましたが、結局、人は楽しめるものがないと、続かないと思うからです。

向いてるというか、自分が苦痛にならない仕事・作業をした方が、各段にそれに対するスキルが上がるし効率がいいし、評価もされる。

だって、苦手な作業って労力半端なく使う上に、疲労感が半端ない。楽しめることって、評価なんて気にならないじゃないですか。自分の感情には背けないのが人間です。

もっと言えば、楽しめることって絶対に評価されるんですよ。好きな事してるときの、人のパワーってすごいですからね。

評価されないと感じる理由が明確になったら、転職も視野に入れましょう

だから私は、転職で大事なのは「自分の感情を知る」ことだと思っています。

好きで続けられるものを追求した方が、絶対に評価されるから。

何に、どんなことに喜びを感じますか?それを感じることができる職場だと、悩まなくなります。

職場の特色に詳しいプロなら、適性に合った職場、職種を提案してくれる。

「私は○○に喜びを感じます、それに見合う職業は何でしょうか?」という質問でもいいです。

自分の持ってる技量を活かせる本当の職場が見るかる可能性だってあるし、今の職場で勤め続けた方がいいと決断できる。この「決断」が英断になるんです。

クドクドと悩む人生送るくらいなら、転職サイト利用してさっさと転職した方がいい。

ダラダラと文句言いながら働く数十年を考えてみてください。

不満を持ちながら働くのって辛いですよね。近くの友人知人に相談してみると、自分に合った優しいアドバイスもくれるし、話も聞いてはくれます。

同調はしてくれるし、楽になりますよね。一瞬満たされるし、解決したような気になる。

だけど、それをずっと続けても、何の解決にもならないことを、同じことの繰り返しになることを、早くに気が付いた方がいい。

そこに気が付いたら、同調で満足してまた負のループを巡るくらいなら、1歩踏み出した方がいいです。

ブランク感じることがあったって、辛いことがあったって踏ん張れるのって、自分の好きなことじゃないと無理ですよね。

↓こちらは転職エージェントに相談をして、自分のスキルを上手に活かす職場に転職されたSさんの体験談です

会社って、1日の大半をそこで過ごしますしねー。気持ちよく長く働くためには、気持ち・考えの整理が大事だと、今は強く思っています。

自分の感情を知る。何に喜びを感じて、何が苦痛なのか。苦手の多い仕事に就いてませんか?

↓事務職のやりがいについては、こちらにまとめています。

↓とりあえず一生懸命まとめてみました、良ければ参考にしてみてください^^

事務職 評価されない

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