事務職を希望していても、実務未経験だと色々不安ですか?
採用される?
資格は必要か?
必要ならどんな資格?
どうアピールするのが正解?
仕事やっていける?
そして、受けても落ち続ける日々が続くと、やっぱ無謀だったか・・なんて思ってきてもしまいますよね。
実務未経験で事務職を希望することは、経験者よりもハードルは当然高いです。
ただ、こんなこと言うと人生論のようになってしまいますが、個人的には、自分がなりたいと思っていれば、必ずそうなれると思っています。
最初から「落ちる」と思って行動するのと、「事務職に就く」という気持ちで就職活動するのではスタートが違います。
「なる」と思ったらなれますし、事務でやっていく!と決めたのならやっていけます。
自分が楽しいと思える仕事、自分の以外な能力は、やってみないとわからないものですよ。
そのためには採用担当者が求めている答えに対して、提示できる答えを「逆算(計算)」して用意しておいてください。
実務未経験でも採用されるために、どんなところに気を付けて応募すれば良いのか?
細かくまとめてみたので、良かったら参考にしてみてください^^
事務職未経験のときのアピールの仕方※まずは未経験を理解する

まず「事務職で実務未経験」ということが、どういうことなのかを理解しておいてください。
「実務未経験」ということで、採用担当者が何を不安に思うのか?
ここがぼんやりしているとアピールの仕方も間違えます。
パソコンが得意です、好きです!
細やかな作業が得意です!
大抵の人が書いてアピールしていますし、何も響きません。
事務未経験者あるある※採用担当者が嫌煙しがちなワケ

- 用紙のサイズが解からない(A4とB4の違いetc)
- コピー機、ファックスに慣れていない
- パソコンに慣れていない
※マウスに慣れず、身体ごと動いている
- 仕事の覚え方が解からない
※要点を理解しにくい
※優先順位がおかしい
※要点を理解しにくいので、覚えるのに時間がかかる
- お茶の出し方が解からない人も中にはいる
事務未経験者に見られる行動のあるあるです。
極端な例もあるかもしれませんが、経験者が強くなってしまう理由はなんとなく、理解できてきましたか?
事務という仕事は基本的に、替えの効く、未経験でも誰にでも勤まる仕事と思われていることは確かです。
それなのに採用側が求めてしまうのは「即戦力」。
いくら「即戦力」って言ったって、会社によって仕事内容は違うので、覚えることは多種多様。
事務員として基本的なことを身に着けておいてくれると助かるところ、それは仕事の入り方、吸収の速さです。
手間がかからないので、即戦力になりやすい。
さらにもう一つ、以前の職場が事務職とは完全に畑違いの場合。
労力をかけて育てたとして、数ヶ月経過した後に「思っていたのと違うので、辞めます」となるとも限らない。
そういった懸念も考えられます。
その可能性を視野に入れたときに、教えた分の労力も同時にパーです。
こういう理由から、履歴書を駆使して採用担当者を説得する必要がでてきます。
※茶たく⇒湯呑⇒蓋の順番で出してました⇒蓋、いま?もう埃入ってね?
履歴書で「わたしはお茶出し(`・ω・´)ノできまぁす!!」アピールは不要です。
事務未経験ってこういう人もいるんですよという一例で挙げただけなので、履歴書編ではスルーしてください。
採用担当者「この人はお茶出し出きるだろうか・・・」
という目線でいる可能性は、ほぼほぼゼロに近いので、アピールは要りません!STOP!!!! 0_(゚口°)
事務未経験者は履歴書を逆算して書く※採用担当者を説得する方法
履歴書、職務経歴書ですが、事務に就くならば逆算して(計算して)書いていきましょう。
採用担当者の頭の中は「自分の会社に貢献してくれそうな人は誰?」です。
事務職という職種が決まっているなら、アピールはそれに沿ってしていった方が採用される確率は上がります。
「わたしはこんな経験があります(`・ω・´)ノ!」
で終わると・・

ヘェ・・
で終るので・・・
「こんな経験があるので、こんな感じで貢献できます(`・ω・´)」
と具体性を持って伝えるのと効果的ですね。



大まかに言うと「わたしは事務未経験ですが、これだけのことを知っています、できます、問題ありません」アピールです。
「事務未経験者に起こりがちなこと」を履歴書で払拭してしまえば良いわけです。
強いエピソードと言えば、やっぱり経験談と資格。


資格は、事務職未経験ならば、あるに超したことないですが、ここではそれ以外の方法を紹介します。
事務職経験のエピソードはもちろんありませんよね?
払拭できそうなものならば、何でもOKです。
↓こんな経験ないですか?
- アルバイト
- 地域のコミュニティでの資料作成
- ちょっとしたボランティア
- 仕事を引き継ぎした経験
- 大学のサークル活動
- 前職での経験
実務未経験なので、人生で経験したありとあらゆる経験からエピソードを引っ張り出しまくってください!
ちょこっとしかしてない経験でも全然OK^^していたならOKです。
エピソードの味付け、肉付け、盛り付けは必要です。
強く多めに盛り込んでしれっと上手にアピールしてください。



実務未経験だけど、なんか大丈夫そう・・・
採用担当者にそう思わせることができればOKではないですか。
職場で仕事する上で必要な能力があれば事務未経験でも問題ないこともあります。
問題ないと思われるには↓
- コミュニケーションスキルに長けている
- パソコン能力に長けている
- 仕事への意欲あり
- 人柄(雰囲気)重視
- 実務経験はなくても仕事できそうな感じがある
↓事務職でどういう人が高評価を得ているか事前に理解しておくと、どこをアピールすれば良いのか分かりやすいと思います


↓コミュニケーション力と書きましたが、書くときには気をつけてください


↓書くときには、こんな風に盛り込んで書いてください^^


事務職希望でパソコンのアピールは必要?


事務未経験で事務職を志望するときにはパソコンスキルのアピールは必須です。
事務未経験のイメージの中に「パソコンできなそう」というイメージがあるので、履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンで制作がオススメです。
※余談ですが、パソコンができないと事務職はできません
アピールするときに『パソコン扱えます!好きです!』とアピールされても、どの程度扱えるのか採用担当者には伝わらず、解りません。
資格取得を目指しているなら『○○年○月資格取得見込み』と必ず記入はしてください。
もし資格取得をするつもりがないときには、どの程度までできるのか詳しく書くと尚〇です^^
- 表作成
- グラフ作成
- 関数を使った計算(if関数など)
- 簡単なマクロ作成
- 表作成
- 文書作成
- 関数を使った簡単な計算
事務職は簡単そう?※なぜ実務未経験だと転職は難しいのか


中途採用に求められることの多くは「即戦力」。
実務未経験がすんなり通用するのは「新卒」だけで、会社が先行投資をして育てていきます。
実務未経験だと上で説明したように即戦力になりづらいので、採用するなら経験者となってしまうのが多くのパターンです。
前任者の仕事や業務を滞りなく、教えることは僅かでスッとできる人が理想。
それでも「経験者優遇」だとか「尚可」「歓迎」という文字を求職で目にすることもあると思います。
そうであることに越したことはありませんけど、そうでなくても大丈夫ですよという意味合いが強いですが、倍率は高いです。
尚可・歓迎・経験者優遇の求人は倍率が高い
事務職は、女性にとって結婚・出産を経ても、比較的続けやすい仕事なので人気の高い職種です。
キャリア形成こそ難しい職種なんですが、結婚・出産を経てからのキャリア形成?
よほどのバイタリティがないと、続きません。
女性にとって「結婚」「出産」って価値観そのものを変えたりする出来事なので、今まで事務職に全く興味がなかった人も目指してみようかな・・・と思うのも不思議ではありません。
事務職のメリットを表現するとするならば・・・
- 転勤がない
- 結婚出産後も仕事を続けやすい
※老後のこと、ゆとりある生活を考えたら働けるうちに働いておきたい
- 会社の基幹業務で荷の重い仕事も多く責任も大きく、重圧で押しつぶされそう・・という状況に、まずならない
- 保育園や幼稚園の行事は土日が多く、都合がつきやすい
- 土日はこどもと遊びたい
- 育児中は立ちっぱなしで座ることもままならない、デスクワークの事務が魅力的
何かを我慢したり、犠牲にしたり、シフト変更や急な休みで同僚の顔色気にしながら働くよりも、目指すは心穏やかな仕事と家庭の『両立』。
休んでも、多少同僚に助けてもらうことはあるかもしれませんが、大体の仕事は自分で調整することが多いものです。
事務職は求人倍率が高い人気職、合否は年齢、資格、実務経験などで大きく左右されるので、自分に足りないものは上手に補う必要があります。
今日のまとめ
実務未経験者は、採用確率を増やすために、まずは「事務職」をよく知ることは大事です。
ただ、前述した、自分が楽しいと思える仕事、自分の以外な能力は、やってみないとわからないものですよね。
わかっている人の方が特殊で稀。
知識を増やしても、経験しないと解からないことって、たくさんあります。
何かを始める前に考えること・分析することは大切ですが、知識だけに囚われれすぎても行動できるタイミングは逃します。
事務職は確かに求人倍率も高く人気職ですが、今から5年後の自分、結婚や出産などのライフイベントもイメージしてみてください。
そのうえで、ワーク・ライフバランスの観点を入れて尚、事務に転職したいと思えたのであれば、絶対にチャレンジしてみた方が良いと思います。
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