事務職の残業時間ですが、dodaの「残業の多い職業・少ない職業は?全80業種、95職種別の残業時間調査!」では、比較的残業時間の少ない業種で掲載・紹介されています。
全国的に平均残業時間8時間となっているようですが、、、
経験談ですが、残業時間は「社風・仕事の繁忙期・個々の力量・事務員の人数」で変わりますし、事務の業種にもよるし、会社にもよる!が一番正しい答えです。そして一番重要なのは、社風です!
過去には、一生懸命仕事をしているのに、未処理の書類は溜るばかり・・・そんな書類を目の前に、涙が溜ったことのあるわたしです。
今現在の残業時間はというと、ありません、0(ゼロ)時間です。
この記事では、事務で残業が発生してしまう理由と、各事務職の平均残業時間と繁忙期について、纏めてみました。
参考にどうぞ。
事務職で残業になってしまう3つの理由
事務職の残業時間は月平均で大体8時間と言われているようですが、これは平均なので、0時間の企業もあれば8時間以上の企業もあります。
事務で残業が発生するとすれば↓大体こんな3つの理由です。
- 自分の仕事を計画的に進めていても、途中でイレギュラー業務を頼まれることがある
- 来客対応、電話対応で時間を割くことが多くなることがある
- クライアントを直接相手にしている社員のサポート業務がイレギュラーで入ることがある
事務職である(従順な)私たちは、日々鍛錬して磨き上げたマルチタスクスキルで、納期に間に合うように、自分で計画をして仕事を進めていきますけど、事務職って途中で何かと仕事を依頼されやすいんですよね。
短時間で終わればいいですけど、いや、結構時間食うじゃん・・ってある。
月初のくっそ忙しいときに、状況読めない、仕事把握してない上司から「明日までに、これを作ってくれるかな?」とかね。
(○タバレ)
来客対応もあるわで、その都度お茶出しや後片付けをしていると結構時間取られるんですよね、電話対応もすぐに終ればいいけれど、いやー長っ!!!・・ってときもあります。
込み入った伝言だったり、代わりに資料引っ張りだしてきて対応しないといけなくなってしまったり、超めんどくさい。
営業事務だとクライアント対応の社員サポートが入るので、突発は多いですね。
何もかもが予定通りにできた!ていう日なんて、奇跡に近いでしょ。
こうやってイレギュラー業務を抱えながら、事務職の私たちは一生懸命頑張ってるんですよ。
日々鍛錬して磨き上げたマルチタスクスキルで、定時内で退社できることもあれば、そのスキルが及ばず、(やりたくもない)面倒な横やり業務で意外に時間かかってしまって残業になってしまった・・という日も全然あります。
そう、これがよく事務職で起こりがちな残業の正体です。
ただ、事務職って業種(例えば経理事務だとか、営業事務だとか)で、繁忙期と↓平均残業時間にバラつきがあります。
比較的残業が多くなりがちな事務の種類と各繁忙期
繁忙期はどの企業にもありますが、事務職を選ぶときに残業時間がどうしても気になるときは、繁忙期のアップダウンが少なそうな企業を選ぶと良いと思いますよね。
繁忙期の波が少ないかどうかは、入社前にわかりづらいですが↓を目安にされてみてください。
事務の種類 | 平均残業時間 | 繁忙期 |
経理事務 | 11.1 | 3~4月※3月決算の場合、12月 |
秘書 | 11.6 | 役員による |
医療事務 | 12.4 | 内科や小児科であれば、冬の風邪やインフルエンザが流行する時期が繁忙期、耳鼻科であれば、花粉症のシーズンなど診療科による |
一般事務 | 12.8 | 会社の業種による |
薬局事務 | 12.6 | 内科や小児科であれば、冬の風邪やインフルエンザが流行する時期が繁忙期、耳鼻科であれば、花粉症のシーズンなど診療科による |
総務事務 | 12.6 | 年末調整絡みの業務に追われる12月から1月 |
貿易事務 | 13.8 | 取引先によって左右される、春節やクリスマスなどの祝祭日前、円安になれば輸出が盛んになり貿易事務としての仕事も忙しくなることがある |
営業事務 | 13.9 | 3月や9月etc |
※それぞれの職種で残業時間に大きな差はありません
※日で換算すると、1時間あるかないかですが、一定してこの程度(1時間/日)というワケでもありません
※どの業種も月末・月初は大体忙しいものです
↑業種別で言えば、事務の平均残業時間と繁忙期は、上表が参考になりますが、さらに深堀すると、↓事務の残業時間は「社風・繁忙期・力量・事務員の人数」でも変わるのが普通。
事務職の残業時間は「社風・繁忙期・力量・事務員の人数」でも変わります
事務職の平均残業時間は8時間と言われてはいますが、↓実際にはこれでも変わります。
- 仕事にも繁忙期がある
- 個々の力量によるもの
- 事務員の数が少ない
- 社風による場合もある
①仕事にも繁忙期がある
事務職には業種によって、繁忙期があります。
※締めに合わせて経費や売上を集計・計上したりetc
月末・月初はどの部門も忙しいですよね。
上半期(4月~9月)と下半期(10月~3月)で締めを設けている会社が多いので、その時期は繁忙期になることが多い印象です。
※繁忙期に必ず残業になるというワケではありません
こんな時期は、ルーティン業務にプラスしてイレギュラー業務の処理が増えるので、比較的残業が多くなることが多いです。
②個々の力量問題
事務員によって、任せられる裁量って差がありますよね。
入社して間もないころ、忙しい忙しいと思って仕事をしていても、数カ月もすれば時間を持て余したりるすもので、気持ちに余裕もできて、要領も良くなり、解らないことを調べる時間も当然減ってきます。
新入社員の方で、わたし残業が多いんだけど?
と不安になりこの記事にたどり着いている方がいたとしたら、安心してください。
そのうち、必ず定時で帰ることができるようになります。
というのが普通で、様子をみて仕事は追加されたりしますよね。
転職して引き継ぐときに「大変だから!」と言われ続けたとしても、数ヶ月してみると「どこが大変だったの?全然じゃねーか。」ということだって十分あり得ます。
それくらい人によって「差」があるのが力量ですね。
③事務員の数
当たり前ですが、事務員の数が少ないと、一人当りの仕事量は増えますよね。
会社によって分散される一人当りの仕事量は違うので、事務員が多くなると仕事量は軽減されるのが普通ではあります。
ただ、会社の規模が大きくなると、事務の作業ってほんとに細かくなります。
ひとつ物を買うでも稟議書が必要だったり、金額によって添付書類が必要だったり、仕事が増えるんですよ。
なので、事務員が多ければ極端に仕事が減るというよりも、それなりに分散されるという感じです。
※↓出来・不出来は別です
④社風による場合もある
残業時間で一番重要になるのがここです。
「残業は当たり前」という社風を持っている会社もあれば、なんで残業してるの!?という会社もあります。
「残業は当たり前」という社風の企業は「定時で帰る=悪」のような、おかしな社風です。
入社したこちら側からしたら、仕事がなければ帰るのが普通ですが、そういう会社にずっといる側の社員からしたら「定時で帰るの!?おかしいでしょ!」という感覚に陥ってます。
(おかしいのはお前だ)
それが「普通」なんです・・・怖い、危険。
基本、残業時間ほぼゼロの企業を選びたいものです。
入社前に把握できたら、しておくに越したことないですねー。
平均残業時間3時間とかなってたのに、何倍なの!?ってあったりもしますよね、ハロワの求人とかだと。
こんな風に、残業時間は「社風・仕事の繁忙期・個々の力量・人数」で変わります。
企業選びさえ間違えなければ、残業時間は0(ゼロ)にもできます。
事務職の残業時間が気になるのなら、転職エージェントを利用しましょう
事務職の平均残業時間が8時間だと言われていても、実際には「事務の種類や各繁忙期」で変わるし、もっと言えば「社風・繁忙期・力量・事務員の人数」でも変わるのが事実です。
ハローワークで残業時間○時間!と書いてあっても、それが事実かどうかわかりませんよね。
入社してから驚いた話はよく聞くものです。
甘い蜜で寄せておいて、入ってからまた転職したいと思うなんてまっぴらゴメン。
前職を残業が原因で退職した、、という経験をお持ちとかなら、猶更。利用して聞いてみた方がいい。
転職エージェントは嘘はつかない。そんな理由ですぐ辞められても自分(エージェント)が困るから、信用がた落ちでしょう?
↓参考になるように、まとめてみました。
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