子持ちで事務への転職を考えていますか?
事務職しながら子育てしていて痛感することがあるんですが、子育てしていると、土日祝子供と過ごせるこの環境、立ち仕事じゃなくて、デスクワークで良かったな、、と思うことって多いです。
立ち仕事でヘトヘトになって、子供迎えに行って、夕飯の支度をして、はたまた習い事に送迎?いやいや、、、目が回りそう、、、
正直今のこの状況・環境には、とても感謝しています。
でも、子持ちで事務に転職って難しい・不利って聞くでしょうし、いざ転職活動するにしても、「残業」「時短勤務」の要望って言いにくいですよね。
子持ちで事務への転職を考えるなら、時短勤務やリモートワークなどの案件を扱っている転職エージェントを利用してみる手もあるんですよ。
この記事では、子持ちで事務へ転職するときに気をつけたいこと、転職活動に失敗しないコツ、選ぶべき転職エージェントについてまとめています。
参考にしていただけると嬉しいです。
子持ちで事務への転職は難しい?不利?全ての企業でそうとは限りません
事務職はシフト制でもなく、チームワーク制でもない、仕事の計画を自分で立てやすい職種です。
締切りなど、どうしても休めない日も前もってわかるので、計画性さえ持っていれば、仕事の前倒しをしたりして、急な休みでも変わりの誰かをシフトを探す必要もありません。
例えば1週間欠勤したとして、その間の仕事は他の事務員さんが代行して進めてくれたりします。
じゃぁ、積極的に採用しても大丈夫でしょ?
と思いますよね。
これは企業にもよることですが、事務への転職で企業側が気になることがあるとすれば↓こんなことです。
子持ちの女性の事務への転職活動※採用するときに企業が気にする4つのこと
1.子供の年齢
2.今後の出産予定
3.ブランク期間
4.家庭の事情での早期退職
この4つです。
0歳~2歳までは急な発熱で休む回数も多いでしょうし、今後の出産予定によっては、産休、育休中の仕事の分散も考えないといけない、ブランク期間が多いと、スキルに遅れがあったり、鈍化などをしている可能性もあり、事務の即戦力として期待するのが難しいと思われているんです。
そして子育てからの復職となると、やっぱり子育てとの両立無理・・・と退職されないか危惧されがちです。
0歳~2歳は特に、慣れない環境で体調を崩すことも多いので、急な早退、欠勤は必然的に多くなりますよね。
わたしの経験談ですが、事務で職場復帰後、急に半月ほど子供の下痢対応で休まざるを得なくなった経験があります。
復帰したのに、何やってんだろう・・とも思いましたが、実際こんなものだと思います。
その後も、感染性胃腸炎やら、発熱やら・・2,3日だったり、1週間まとめて休んだり、何度もありました。
事務はマルチタスク多いので、個人的には「主婦、ママ」はすごいキャリア、マルチタスクなんて日常茶飯事しているので事務としての能力にも長けていると思うんですが、一部の企業では、こういう認識のところもあります。
ただ、これは企業によります。
子持ちだからと言って、全ての企業で転職が難しくなったり、不利になったりするわけではありません。
働くなら、子育てに理解のある職場がいいですし、女性が多いだけでもダメ、同じように子育てしている境遇の女性が実際にいる職場である方がいいんです。
難しいと感じたり、不利に感じたりすることはあるかもしれないけれど、そのことだけに囚われずに、働きやすい職場を根気よく探すことが大切です。
その為には、気をつけたいポイントがいくつかります。
子持ち女性が転職で気をつけておきたい5つのポイント
転職したとしても、子持ちであることに理解のある職場でないと意味がありません。
また転職活動をしないといけなくなってしまうので、↓これは気をつけたいです。
- 会社は家から近いですか?
- 女性が多いだけじゃダメですよ、同じ境遇、子持ちの女性はいますか?
- 産休・育休制度は整ってますか?
- 学童・保育園・こども園の申し込みは済ませておきましょう
- 正社員事務がいいよ!と思った理由は何ですか?
1.通勤時間が長いと大変ですよ
ママは朝大忙しですよね、家事、子供の朝ご飯、園の準備など、通勤時間が長いと通うのも億劫ですし、園からの急な呼び出し対応に大変です。
他の条件と比較しながら、妥協できる通勤時間を慎重に選んでください。
2.同じ境遇、子持ちの女性が職場にいますか?
同じ境遇、子持ちの女性が職場にいるということは「子持ちであることに理解のある職場」という証です。
女性が多い職場が、子持ちであることへの理解が深いとは限らず、独身女性ばかりが集う会社では意味がありません。
急に休んだとして「ズルイ」と言われる可能性も否定はできません。。これは、あるあるですよ。
3.産休・育休制度は整ってますか?
復職できるので、産休・育休制度が整っている会社であった方がもちろんいいです。
また一から転職活動することもありません。
4.転職するタイミングに合わせて、施設への申し込みを!
子供が未就学であれば、保育園、こども園への申し込み、小学生であれば放課後児童クラブ(学童)への申し込みが必要です。
入所する前年度の12月頃~募集が始まるので、申込を忘れれていたなんてことが無いように・・
募集は締め切られると、空きがでるまで入所ができないので、利用を検討されるなら気を付けてください。
5.正社員事務がいいよ!と思った理由は何ですか?
そして、事務へ転職希望することで大切なことですが、自分が事務職に就きたい!と思ったその理由を忘れないこと。
もっと、こうであれば○○できるのに!というその部分。
それが転職活動では指針になるので、忘れずに前を向いて転職活動することが大切なんです。
そうでないと、面接などでオロオロ、オタオタしてしまうし、無理な条件をウッカリ飲んでしまう可能性だってある。それじゃ意味がないのです||:3ミ
ママで働くという自覚をきちんと持って、面接対策をしっかりしておいてください。
子持ちならではの面接対策※質問の回答を用意しておきましょう
子持ち女性に必ずされるような、質問の回答をあらかじめ用意してた方がいいですよ。
- 近くに子育てを手伝ってくれそうな親戚(両親、義両親)はいますか?
- (小学生以下なら)何時から何時まで園に預けられそうですか?
- (小学生以上なら)学童の利用はされる予定ですか?
- (正社員で応募したけれど、状況を説明すると)他の雇用形態(パート)でどうですか?
- ご主人の理解は得られていますか?
子持ち女性の転職で聞かれるがちなのはやっぱり、いざとなったときの対応です。
面接での、採用するに相応しい人か?という厳しい目線を通過した後・・
パートでどうでしょう?
と雇用形態の交渉をされることもあるかもしれません。
突然「パートでどうですか?」と聞かれても、想像もしてないことでしょうから、「え!?パート!?(オタオタ)」なんてなるかもしれません。
「それでも大丈夫です。」と伝えたとして、帰ってから、やっぱ正社員がいいわ・・・なんて後悔することがないように、自分が事務に転職したいと思った理由、指針を思い返して、ちゃんと答えを用意しておくといいです。
「できれば正社員での転職を希望しています。パートでの採用となった場合、正社員への登用制度は設けていますでしょうか?」
とか、いざ面接に出向いてオタオタするのでは、不信感しか与えないので、用意しにくくても、ある程度自分なりに「こう答えよう」というものは用意しておいた方が良いです。
両親や義両親に協力してもらって「両親が近くにいるので、いざというときには頼むこともできます」とアピールできるといいんですが、それができない人もいますよね。
親が近くにいない自分でも、転職を諦めないこと。
ご主人が家にいて欲しい!という人なのに、働くことを決断して家庭不和ということにならないように。
例え「採用」されることが目的だとしても、事実をねじ曲げて伝えたりすると、入社してからが大変になるのは目に見えています。
それじゃ採用なんてされないじゃないか!という声も聞こえてきそうですが・・
こんな風に、子持ち女性の転職活動って、たくさんのエネルギーを使うし、応募書類を整備したくても、育児と両立しながらのとなると、なかなか時間が割くことができないし、大変です。
ハローワークで探しても、地元に密着してる求人は多いけど、良質な求人の見極めも難しいし、ブラック企業が紛れている可能性だってあるかもしれない。
わざわざ時間割いて、何回も出向いて探しているのにですよ?
子持ちなのに(子持ちじゃなくても)ブラック企業なんて、まっぴらゴメンですよね。
しかも、残業や時短勤務の要望を自分から言うのも勇気必要だし、賃金の交渉って入社してからするのってどうなの?とも思うし、転職活動の段階で済ませたいところです。
わたしは交渉ごとが苦手なので、してもらえるなら、もうやっちゃってもらいたい!と思うタイプです。
そしてその様子は壁の隙間から見てたい。
そういうわたしと同じタイプの子持ち女性が、転職を考えるなら、転職エージェントを利用して、専門家の力を借りた方が効率のいい転職活動ができますよ。
転職で失敗してしまうリスクを減らせます。
>>子持ち転職で失敗したくない人必見【体験談】タイミングと注意点解説
エージェント経由でしか求人しない良質な質の高い求人が集まりやすいですし、無料で相談に乗ってもらうこともできるので損することはまずないです。
転職に不安を感じたら転職エージェントを活用して、楽しませんか?
親が近くにいないから、自分には転職は無理なんじゃないか?ていう不安もあって当然だと思います。
ただ、親が近くにいないから「子連れ転職が無理」ということはありません。
転職となる動機、この理由を思い出してください。
転職するときに、一番大事になるのがここです。
ここが曖昧になると、思いもよらない転職になるんです。
そこからは、紹介されて気に入った求人や、自分で気に入った求人に応募したり、書類選考に通過することができれば面接です。
まずは、自分の都合を企業側にも理解してもらうために、ちゃんと伝えることが大切で、上手に伝えることができないと感じるなら、転職エージェントという相談に乗ってくれるアドバイザーをうまく利用することが子持ちで転職活動をするコツです。
「子持ちだし・・・」ではなくて、「子持ちであること」それは悪いことではないですから。
自分の意思をしっかりもっていると、企業への伝わり方も変わるし、転職エージェントのアドバイザーへの伝わり方も変わりますよ。
転職エージェントは全て無料で使うことができるので、登録されてみて、まずは相談からされてみたら良いと思います。
それだけでなく、通常の求人サイトやハローワークなどには出ていない、非公開求人を持っている転職サイトもあるので、使わないのは本当に損だと思います。
ただ、エージェントを利用するに辺りどうしても起きてしまう問題、「アドバイザーとの相性」というのがあります。
転職サイト(転職エージェント)の利用を考えるなら、転職エージェントのアドバイザーとの相性、自分の将来性をしっかり見極めるためにも、複数登録して比較しながら利用する方が断然効率的です。
転職活動には「運」と「タイミング」があります。
まずは、無料登録が第1歩です!登録して、損はありません^^
気をつけて!転職エージェントは企業性よりも人によります
転職エージェントは企業性よりも、人によるところが大きいです。
この人どうなの?
こんな風に思ったときは、すぐにほかの転職エージェントに切り替えてもらってください。
エージェントに不満や疑問を持ちながら転職活動をするのは時間の無駄です。
転職エージェントも色々で、スキル・考え方にバラつきがあります。
相性が合わない人が担当になってしまうと、自分が意図しないような転職活動になってしまうので、転職サービスごとに比較するのではなくて、転職エージェントの比較をおすすめします。
納得できる転職活動ができるかどうかは、サービスではなく「相性の良い転職エージェント」に出会えるかどうかにかかっていると言っても過言ではないくらいです。
転職エージェントの併用は可能なので、コツとしては、総合型に2つほど登録。
特化型(女性専用とかママ専用とか)に2つ登録するといいです。
アドバイザーに相談してみて、相性や知識を見て、最終的に2〜3社に厳選するのがベスト。
女性なら、会社がちゃんとお金を出してまで欲しいと思っている会社に応募した方が断然いいです。
ブラック企業への転職リスクも減るし、その辺はハローワークよりもオススメです。
↓以下、特性をまとめているので、参考にしてみてください。
子持ちで事務に転職する※特化型転職エージェント
子持ちで事務に転職するときに、おすすめなエージェントです。
【ママ特化】登録だけは済ませたいママキャリ
㈱Compassは、創業6年で1000名体制まで急成長した営業系ベンチャー企業の採用・教育・集客を行ったメンバーが立ち上げた人材コンサル会社。
「仕事と育児の両立を当たり前に」という企業理念のもと、女性が時短勤務・リモートワークで活躍できる社会を目指している転職エージェントです。
希望の職種の採用動向チェック、子供の成長を考慮したキャリアプラン形成、求人のピックアップ、内定条件の交渉など、入社までを2人3脚でサポートしてくれます。
アドバイザーとしてサポートしてくれるのは、全員ワーママ。
※但し、利用するには実務経歴3年以上が必要
キャリアと子育てどちらも大事にしたい!というママにおすすめの転職エージェントです。
※オンライン面談、電話面談に対応
\LINEでも無料登録できます/
【女性特化】リモート求人もあり!リブズキャリア
ワークライフバランスを優先した働き方を目指している、女性のための転職エージェント。
未経験の新しい分野・業種へチャレンジしたい、キャリアコンサルタントの手厚いサポートを希望されている女性の方におすすめ。
キャリアアップを目指したり、育児からの社旗復帰を目指したいという、女性ならではの要望を組み込んだ求人案件を揃えています。
求人は首都圏が中心となっています(他地域も希に有ります)が、オフィスに出社ぜず、日本中どこからでも働ける女性向けの就労支援サービス「プロオンラインワーカー」があります。
リモート・在宅勤務で仕事ができる企業をマッチングするサービスで、サービス開始から1年で、80名以上の人の就労を実現しています。就労実現した人の約8割がフルリモートワークを実現、30歳以上、その内6割が子持ち主婦!
あなたが30代以上であれば、20代で培った経験も無駄にせずに済みます。
職種は、営業(オンラインセールス、インサイドセールス)、カスタマーサクセス・サポート、デジタルマーケティング、WEB専門職、人事・広報職、経理職など様々な求人が豊富。
登録すると、キャリアパートナーというリブズキャリアのコンサルタントからスカウトも受けることができます。
※オンライン面談、電話面談に対応
子持ちで事務に転職する※総合型転職エージェント
【総合型】業界最大求人数、業界大手のリクルートエージェント
転職サイト「リクナビネクスト
何と言っても求人数が多いので、求人確保の意味で、とりあえず登録しておきたいところです。他の転職エージェントと比較検討しながら進めると良いです。
スカウトサービスもあり、自分で探さなくて良いので、転職活動に時間を割くのが難しい方も安心して利用できます。
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【総合型】求人多数!女性向け転職サイトと併用できて使いやすい!doda
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スカウトサービスもあり、自分で探さなくて良いので、転職活動に時間を割くのが難しい方も安心して利用できます。
※オンライン面談、電話面談に対応※オンライン面接を推進。主催面接会・セミナーについては、オンラインでの開催。または延期・中止。首都圏においては対面での面談は原則禁止※地域の状況や障害内容など必要に応じ、対面で実施する場合は双方マスク着用必須、面談前後での手洗い・うがいを徹底
\ 実際に利用した人の口コミ /
事務未経験なら、転職サイトも併用すると良き
キャリアが全くなかったり、未経験の職種だと転職エージェントで事務を見つけにくいときもあります。
そんなときは、転職サイトも併用して利用すると効率がいいですよ。
がんばって!
事務の転職におすすめな転職サイトです。
【総合型】スカウト機能もある転職サイト!リクナビNEXT
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求人数が多いので「スカウト機能」を使うと便利ですよ。
ただ、「転職サイト型」なので、キャリアアドバイザーによる求人紹介・応募書類添削・面接対策の利用はできません。
リクナビNEXTに登録するときに、「転職支援サービスに登録する」という項目にチェックすると、同時に「リクルートエージェント」への登録もできるので、併用できて効率的です。
【女性特化】女性の求人・女性の転職情報サイト【とらばーゆ】
地域密着型転職サイト。
毎週月曜日・木曜日、週2回サイト更新されています。
更新日以外は求人情報は更新されないので、更新のタイミングでチェックするのがおすすめです。
「産休・育休取得実績あり」「18時までに退社できる」といった女性のこだわりを重視した検索が利用できます。
「子育てでブランクがある」「過去の経験を活かしたい」といった、個人のキャリアに応じた転職サポートも充実しています。
【女性特化】正社員に拘らない働き方※ラシーク
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