事務職へ転職したいのに、なかなか決まらないと不安ですよね。
私自身、転職回数は7回ほどあるんですが、不採用になった経験は割と少ないです。2社ですかね。
ひとつは年齢制限(当時26歳で不採用)、ひとつは面接で不採用でした。
(何となくわかる)
採用担当経験も長かったことがありますが、書類選考では「面接に呼んで話を聞いてみたい人」「書類選考不採用」がすぐにわかります。それくらい用意されたものに「差」があるんですよ。
厚生労働省の令和2年度有効求人倍率によると事務職は0.33となっているので、1求人に対して求職者約3名、2人は落とされます。
自身の経験も踏まえて、この記事では、事務職への転職、わたしが抑えておいた方が良いと思うことをまとめています。
事務職で不採用が続く、事務への転職が決まらない人の特徴7つ
- 用意する履歴書や職務経歴書に魅力がない
- 志望動機が曖昧
- 受け答えがきちんとできていない、的外れ、話しすぎ
- 企業の情報収集が不十分
- 身だしなみが整っていない、メイクが派手すぎる
- 社会人としてのマナーが守れていない
- 企業が求める人材にマッチしていない
①~④書類不備、志望動機編
自分の職務経歴そのものを変えることはできませんけど、書き方を工夫すれば伝わり方が変わるので、評価がガラリと変わるのが、履歴書とか職務経歴書。
履歴書と職務経歴書一目で、事務向きか?そうでないか?すぐに判断がつくんですよ。
伝える力が絶対必要で、ここの力が強いと、仕事できそうだな、、、とは思われますし、あまりにも脚色して自画自賛してると、うざ、、、と思うもんです。
例えばですけど、わたしが採用担当していた頃に「私の性格は、花で例えるならば「ひまわり」です。」とか書いてる人がいたんですよ。
(脚色してないより、してる方がいんですけどね、ここまで行くと大喜利んなっちゃうから、止めた方がいい)
その企業に特化した志望動機を用意しておいた方が、入職への意欲が伝わりやすいということもあるので、企業理念や企業方針がホームページなどで確認できるときには、チェックだけでもしておくとお得かもです。
事務職なので、その企業に特化した志望動機を用意するのは、なかなか難しいんですが、HPを見ることで、自分の志望動機と絡めることができる要素が見つかるかもしれないので。
企業としては、事前に企業情報を確認している人の方が好感が持てますしね。
ちなみに、コツコツとした作業が得意、パソコン操作が好きetcは、わたしは履歴書とか職務経歴書に書いたことないですが、もし書くとするなら、具体的な自分の過去エピソードを入れた方がいいですね。
\参考になるかも/
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⑤身だしなみが整っていない、メイクが派手すぎる
自分では清潔感がある服装で、事務向きな髪型、メイクだと思っていても、ズレていないか今一度チェックをどうぞ。
「人は見た目が9割」
「人の印象は最初の7秒で決まる」
と言われてます。現にその通りだと思ってます。
顔つき、しぐさ、臭い、色、声などの言葉以外の情報が持つ意味を一応一通り目を通してみてください。
スーツの色 | 黒、ネイビー、グレー、ベージュが一般的※シンプルなデザインのもの |
ジャケットのボトムス | 膝丈のスカート、パンツどちらでも可※シンプルデザインのもの |
バッグ | A4用紙が入るようなトートバッグ※ブランドが目立つものは避けましょう |
香水 | 一歩間違えるとただただ迷惑。体臭がなければ他人に嫌な思いをさせることはないので、つける必要はありません |
髪 | 清潔感が出るように、表情が明るくなるようにまとめましょう※前髪が長すぎて表情がよく見えないなんて論外です |
アクセサリー | 基本不要。結婚指輪以外は着けない方が無難※社風で変わる為 |
小さな企業、気楽そうな職場だとしても、面接で自分の勝手な思い込みで失敗して、事務への転職がなかなか決まらないなんてことにならないように、無難なものにまとめておきましょう。
ちなみに、日本人に一番合う色はネイビーだとされてるんですが、お顔立ちがハッキリされている方が濃い色のネイビーを着ると派手過ぎる印象を与えてしまうことがあるし、ベージュは明るい印象を与える!と言って選んでも、皆に明るい印象を与えるとは限らず、わたしのように、クスんで暗く見える人もいます。
決まりはないんですが、自分を上品に引き立てくれる、色や形のスーツを派手にならないようにチョイスされたらいいと思います。
面接官は、ファッションセンスを見ているというわけではないですけど、自分に似合った清潔感のある服装をすることで印象ってかなり変わるので。
⑥社会人としてのマナーが守れていない
面接の時間に遅刻するのは論外で、早く着きすぎることなく、5分ぐらい前までには到着できるようにしておきましょう。
以前、大手で採用担当していたときに、10分前に到着した面接希望の方がいて、上司が「早すぎるやろー」って言ってたんですよ。
気難しい上司だったんですけどね。
普通じゃね?と思ったんですが(口には出さないけど)、そういう経験も踏まえて、一番ベターは5分前なんだと思います。それで不採用になるワケではないですけれど。
どうしても遅刻してしまうようなときには、採用担当者へ遅れる旨の電話を1本入れてください。
※ダラダラと遅刻の理由を述べるのは避けて
本当は不採用であった人が、この1本の電話で採用になったケースも過去に見てます。
「あれなかったら、採用してなかったわ」って言うのも聞いたことあります。
(まじで、気難しー)
集団面接では、人のマネを前に習えでしてしまわないように。
わたし失敗したことがあるんです。
入室のときに、前の人が何も言わずに静々と入っていったからと、自分も何も言わずにスタスタ入っていったら、超怒られて不採用になった経験があります。
君たちは、部屋に入るときにノックは愚か、挨拶もできないのか!
(まぁ、こんな企業落ちて良かったけど)
そう、2社のうち1社はこれです。笑
最初の人が入室したときに、「名前と挨拶は?」って思ったんですけど、言わなかったんですよ。自分で、え?と思ったら言った方がいい。落ちるから。
せっかくのチャンスも水の泡になってしまうから、他の人に囚われないように、自分のペースは貫いて。
- 入室するときは3回ノック
- 「どうぞ」など返事があってから「失礼致します」と言って中に入る
- 席の横で全員が入室するのを待つ
- 「どうぞお座りください」と言われてから着席する
- 退室時は立ち上がって「ありがとうございました」と一礼
- 基本的にはドアに一番近い人から席を立ち、退室する前に面接官側を向いて「失礼致します」と言って退室し、最終尾の人は部屋のドアを静かに閉める
あとは、面接中に携帯が鳴るのも論外。
⑦企業が求める人材にマッチしていない
「企業が求める人材にマッチしていない」てなときは、対策を講じてどうこうなるものではないですね。
正直、受けようとする企業の募集内容を見て、どう攻めるべきか悩むこともあるんですよ。
あまりカッチカチに作り上げても「もっと適当な人材を、、」とも思われそうだしで。個人的には、脚色しすぎて入社後に自分に無理が出るようなものは、避けたいな、、とも思うところですけれど、どの程度が採用されるのかなんて分かりっこないので、今の自分にできる精一杯の準備をするしかないかなと思ってます。
何にせよ、「縁」があれば採用されますから。
ただ、採用試験で、以下の3つが補えていると、企業が求める人材にマッチしていなかったとしても採用される確立が高いのかなと思います。
- 相手の立場になってきちんと考えることができるコミュニケーション力のある人
- 自分で考えて動くことができる、自分の短所、長所をきちんと把握できている人
- ストレス耐性(ストレスを感じにくい人間関係が築ける)があり、リフレッシュ方法を知っている人
面接で長所・短所を聞かれるのは、自分で考えて動くことができる人かどうかを見極めるためで、趣味を聞かれるのはストレス耐性を見極めるためでもあるんですよ。
この3つを職務経歴書とかで、上手に表現できるといいのかなと。過去エピソードなどから、引っ張れたら尚いいです。
\参考になるかも/
転職活動に行き詰まったら、転職サイトとハロワ併用も考えてみては?と思います。
ハロワ、転職サイト、とにかく遠慮してたって事務職には就けませんから。やっぱり何かを掴もうとするなら動かないと、ですよね。
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